標題の大会が先頃開催された。
全道の支部猟友会から選抜されたベテランが集い、50名の選手登録にてトラップの5m、10m。そしてスキート。団体と個人で3種目の合計点数を競う大会となった。
団体は帯広Aチームが優勝。
個人は札幌支部のベテランシューター、軍手にジャージのF沢さんが優勝だった。(なまら、カッコイイ。)
大会開催地が栗山であったため地元栗山町からは名産の「米」そして「清酒」が副賞として入賞者に贈られた。
今回、道猟の記念品が奮っていた。かのよしのり著「狙撃の科学」だ。タイトルと表紙のゴルゴにかなりのインパクトを感じた。射撃会の記念品としてかなりベタと思ったが、読んでみると「ホ~!」である。これから初めてみたいと思っている方、お薦めである。
今から準備すれば来年の大会に間に合う!是非チャレンジいただきたい。
猟友会札幌支部では会員向けに技量向上や安全狩猟を目的に様々な行事がある。射撃会や共同猟などもそのひとつだ。
そして行事とは別に「業務」がある。
ハンターにしかできない業務である。「市民の生活と安全を守る」の一環から羆対策として、山入りする技術者、研究者、時に遭対事案などで不測の事態に備え同行する通称「護衛業務」である。
猟友会札幌支部では女性ハンター1名を含む10数名が指名されている。
今年度は札幌の水がめであるダム周辺の設備メンテナンスに同行する護衛業務が春先から続いている。
ヒグマとの接近遭遇が無いことを心から祈っている。
お天気に恵まれ良い射撃会となった。昨年はドシャ降りで肩も縮こまっての射撃会だったが今年はのびのび・溌剌と晴れやかな射撃会で本当に良かった!
本大会は全道大会選手選抜も兼ねた大会だった。上位10位までが選抜選手となる。
スキート、トラップ(5m)(10m)で3rでの競技が行われた。
優勝はF沢選手。最終ラウンドでは満射を決めて有終の美を飾った。(写真中央:木端微塵のクレーが美しい。)
ベテランも新人も、女性も(かなりチャーミングな2人!)みんな一緒にラウンドを巡る。支部の射撃会は楽しい。競技中なのにベテランの主審や副審からアドバイスがあったりコツの伝授があったりする。そして本当に当たったりする。
ユル~イ競技会だ!(Topクラスはもちろん別だ。)
一緒に射撃始めてみませんか?
今回の参加賞はフルーツゼリー詰合せの大箱だった。嫁も子どもも大喜びだった。「また行ってもらってきて!」だった。今年の事業委員会、日曜日の嫁対策、家族対策万全である!心強い!
事業委員会の皆さん。ありがとうございましたー。
先に新聞報道等でお知らせの、本州クマ被害と本道幌延のクマ被害が4分のニュースとなっています。緊迫した模様がニュース画像なっています。
本州の事案はお一方が亡くなられ、4名の方が重軽傷です。
亡くなられた方のご冥福をお祈りしますとともに4名の方にはお見舞い申し上げるものです。
http://www.youtube.com/watch?v=n7D1toquKhM
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野生の熊、羆がどれほどの力を持つものなのか今一度認識いただきたいと思います。
【前にクマ、停車したら後ろからもクマ 北海道・幌延】朝日新聞デジタル
北海道幌延町問寒別の道道で27日午後10時40分ごろ、近くの会社員小川計(つかさ)さん(33)の軽乗用車にクマが体当たりした。北海道警天塩署によると、道路を走行中に前方にクマを見つけ停止したところ、後ろから別のクマがぶつかってきたという。小川さんにけがはなかった。
衝撃で車体後部のガラスが割れた。また車体後部ドアの中央部分に約30センチ四方のへこみがあり、右側には前脚をついたような跡が残っていた。同署はクマが頭から突っ込んだとみている。2頭はその後、道路脇に逃げ込んだという。
前にいたクマはやや小さめだったといい、同署は「親子だったとすると、親が子グマを守ろうとした可能性がある」と話している。小川さんは同署に「いきなりドーンという衝撃が伝わって驚いた」と語ったという。現場は集落から約4キロ離れた乳牛の牧場地帯。今月11日にもクマの目撃情報があり、同署などは警戒を呼びかけている。
映像ニュースあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130528-00000047-jnn-soci
【クマに襲われ警察官ら4人重軽傷 遺体を収容途中 福島】朝日新聞
28日午後2時ごろ、福島県会津美里町の林道わきの斜面で、山菜採りに出かけ、遺体となって見つかった男性(78)の収容に向かっていた警察官ら4人が、クマに襲われて重軽傷を負った。遺体は収容できなかったという。
県警や消防によると、負傷した4人はいずれも男性で、会津若松署の57歳と36歳の警部、会津美里町職員(47)、同県会津若松市の会社員(46)。町職員と会社員は頭をかまれるなどして重傷。警官2人も腕や肩などに軽傷を負った。
別の捜索隊が見つけた山菜採りの男性の遺体には、頭部にクマに襲われたような傷などがあった。連絡を受けた4人が収容しようとしたところ、体長約1・5メートルのクマに突然襲われたという。警官らは当時、拳銃を持っていなかった。 遺体で見つかった男性は、27日に山菜採りに出たまま、帰宅していなかったという。
久しぶりに晴れた。青空を見るのは何日振りだろう。・・・記憶にない。
それくらい長らく遠ざかっていたと思う・・。
猟友会札幌支部内に編成されている「羆防除隊」に招集がかかった。春恒例の罠点検作業だ。箱罠2基、ドラム缶型1基の点検清掃を行った。
設置については、札幌市がヒグマにより市民生活に大きな影響があると判断した場合に適宜適切に行われるものである。
分解・組み立て・清掃・作動点検・一部メンテナンと完璧な状態である。臨戦態勢である。
しかしながら、設置の機会が無ければいいなと隊員全員が思っている。「クマ―。出てくるなよ!」
(鳥取県。いい感じだねエ~。) (猪の唐揚げ。もちろん地産地消) (ハンター民宿「BA-BAR」)
ベンチャーである!
起業である!
雇用創出事業である! =北海道庁刮目せよ!=
南部会のハンター「鉄砲撃ちのジャニーズ」さんから投稿だ。鳥取県の山の中に「ハンター民宿」なる宿屋を見つけて視察に行ってきたとのことだ。獲らせる、喰わせる、泊まらせる。の宿屋だそうでなんとオーナーは28歳の女性罠猟師。獲る・バラす・料理する、を一人で仕切れるよう現在頑張っている最中とのこと。
しかしながら≪ベンチャー≫である!マチガイない!
「調子に乗るなよ六本木ヒルズゥ~、鳥取の罠猟師なめるなよ!」である。
着地型観光・シーニックバイウェイ・体験型観光・持続可能な自然資源の有効活用・エコツーリズム・里山創生活性化・自然体験活動養成指導者教育・も~ちろん農林業被害対策もある。これだけでも観光庁、国交省、農林省、環境省、厚労省、文科省の助成金が出そうだ。ウ~ん素晴らしい。(アベノミクス、4本目の矢だな!)
北海道の離農跡地でも充分可能な事業だ。
「じゃいつやるか?」
「今でしょ!」 そんな感じだ。
ハンター民宿「BA-BAR」(主人は28歳だ!)
HPがある。http://babar.web.fc2.com/index.html
グーグルから「ハンター民宿」でも面白記事に当たる。
南部会の「鉄砲撃ちのジャニーズ」さん。面白ネタありがとうー。
更新時技能講習会を兼ねた散弾銃射撃会が開催された。桜が咲く中での射撃会は記憶に無い。今年は3週間以上開花が遅れているようだ。
だけどイイモンダネ~。例年の新緑とタンポポの鮮やかな黄色も好きだけれど、射撃会日程とめったにかち合わないサクラの中での事業は心を晴れやかにしてくれる。
講習会も座学と実射教習で実際の更新時技能講習に則した内容で有意義なものであったと思う。
新人さんも中堅どころも大ベテランも一緒に机を並べ、実射も同一列線で技能講習用のピジョンの飛びを確認していた。
うれしかったのは今年も大ベテランの御歳86歳の現役シューターにご参加いただけたことだ。
年齢を重ねても続けられるスポーツであり、体力は寄る年波があろうとも、一度獲得した「技術」は決して落ちないことを実射で見せつけていただいた。
う~ん、間違いなく我々の希望の星だ!これからもお元気で、そしてますますのご活躍を祈念したい。
(H25,4月。3巻まで出てる) (12番散弾銃と主人公が使用する空気銃) (罠:写真は北海道鹿バージョン)
もう随分前に発表され連載されていたようだ・・・。先月本屋で初めて目にした時にはすでに第3巻までの単行本になっていた。
本書、実猟がテーマで西日本岡山県の山の中のハンティングシーンが面白おかしく紹介されている。いやいやマンガと侮るなかれ!ほとんどノンフィクションと思う。
主人公は本書の作者。銃所持許可証取得・狩猟免許取得に始まり、猟仲間や先輩猟師、ベテランハンター等、実際に体験しそして猟友会に入っていないと書けない内容だ。
主人公の愛銃は空気銃でシャープ製エースハンター。猟仲間のアキ君とマサムネ君は12番の散弾銃。銃猟では主に鳥。罠猟もやっていて猪に鹿まで捕獲している。そしてしっかり「喰う。」ところまで描写されている。
この漫画、売れてるそうだ・・・。猟友会会員増に貢献するにチガイナイ。空気銃と罠猟免許者拡大に期待したい。
(本書の中で、銃購入のくだりがあり、「プリチャージ空気銃で猪が獲れる。」のセリフがあった。ウッソ~!と目から鱗だった。岡山県ヤルな!、、鹿も獲れるかな~!?今の空気銃スゴイのかもしれない・・・。)
猟友会の公益事業として「ヒグマ防除業務」がある。
これは札幌市の依頼により市民の生命、財産、生活の安全を守ることを目的に市街地に出没するヒグマへの適切な対処を目的とし行政から猟友会札幌支部に発注される業務だ。
相手がヒグマである。当然のごとく発砲の選択肢があり、故に我々が指名されている。
「女、子供、年寄りを守る!」が使命だ。我々が最前線であり時に最終防衛線ともなる。
年度毎に防除隊員が選任され、一年365日24時間体制で出動に備える。今年度も25名の隊員が選任された。
先の日曜日、年度初めの机上講習会と実射訓練が行われた。
実射訓練は実戦に即した内容である。スタンディング(立射)・ニーリング(膝射)・プローン(伏射)だ。
実包も各自300クラスのマグナムが主流だ。375H&Hや416まで揃っている。準備は万端だ。
しかしながら全員が「出動が無ければいいな。」と思っている。
「クマー出てくるなよー!」