(パネリスト:中條高明氏) (満席の開場) (基調講演:久保俊治氏)
札幌支部主催フォーラム「狩猟の魅力」(副題:狩猟始めてみませんか?)にご来場賜りました皆様に感謝申し上げます。
3月20日(木)おかげさまでほとんど満席で開催することが出来た。
当初本当に「5人しか来なかったらどうしよう。」と不安を隠せず迎えた当日だった。準備期間は事業決定から45日、実行委員は僅かに4人。共催には北海道がつき、後援にはJA中央会。巻き込んだ民間事業体6社。そして事業主旨から猟友会員の組織的動員は無し!
かなりテンパってた。
当日は有志が沢山応援に駆けつけていただきスタッフは12名を数えた。用意した座席は240。配付資料は200部。
17:45 開場。
18:30スタート。実数をカウントさせていただいた。190名の方の来場を確認した。
終わってみれば配付資料の全てが捌け、入れ替わりを考えると220名以上の方に来場いただいたようだ。
ほっとした・・・。
素人の手作りイベントはなんとか体を為した。
設営・運営には課題がいくつもあった。回収させていただいたアンケートは100サンプル。多くのご意見を頂いている。全て目をとおさせていただいた。次に活かさせていただく。
ご来場いただきました全ての皆様に感謝。絶大なるご支援をいただいた北海道環境局生物多様性保全課・JA中央会様に感謝。そして講師久保様、パネリスト中條様、田畑さん、山口さん。ありがとうございました。
SPECIAL THANKS!!
銃砲店:小宮銃砲火薬店様 書籍:エコ・ネットワーク様 猟装:秀岳荘様 カスタムナイフ:今北一美様 罠:ファームエイジ㈱様 ジビエ試食:エゾシカ食肉事業協同組合様
ご協力本当にありがとうございました。実行委一同。
P/S 早速、秀岳荘さんのブログでフォーラムが報告されています。ありがたい事です。http://shugakuso4.exblog.jp/
実行委の一人もブログで報告していただいている。http://sinmairyoushi.blogspot.jp/
お疲れ様でした!
再度の御案内だ。
是非ご来場賜りたい!
プレスリリースを若干失敗してしまった・・。 「道を通じて記者クラブへ。」だったが、本来先週の木曜朝刊ウイークリーイベントでリリースされるべきだったが、掲載されたのが土曜日の夕刊にチョビットだけだった・・・。多分ほとんどの方が気づいていないと思う。
急遽信頼のおける記者さんに泣きついた。
「前日でもいいからなんとか朝刊で頼む!!」
「同じイベントの直近二度出しは本来NGなんだよね~。」
「そこを曲げてなんとか~。キャバクラおごるから!(ジョーク)」
「ナンカの記事と抱き合わせかなんかで、考えてみるか・・・。キャバクラ3時間コースだな!(ジョーク)約束は出来んけどね。」
「OK!焼肉も付けちゃう!(ジョーク)」
自分的に、かなりテンパっている・・・・。
この情報をお読みの貴方。貴方です!是非来場下さい。会場は250人収容です。(もし来場者が5人だけだったらどうしよう~とか、今スゴイ不安です。)
ご家族・ご親戚・職場の方・お友達お誘い合わせの上是非ともご来場下さい。
猟友会のイケメンに若いキレイどころがお迎えします。
頼むぞ道新~!!(今、ウクライナ情勢がかなり気になっている・・・。平和であって欲しい・・・。)
最近、出猟毎に3頭に恵まれている・・・。12月末から3度目だ・・・。
今期猟期の前半は、苦労に苦労を重ねてなんとか1日1頭~。みたいな感じだったのに・・。
過去、振り返っても1日に3頭射獲は一猟期に1回あるかどうかだ。限られた時間(日の出から日没まで)の中で、有効射程内で3度の出合いと3度の発砲の機会は自分的には希だ。
山入りし、射獲、解体(冷却)、回収。猟場変換し再度射獲、解体、回収、、、。そしてもう一回。
これは自分のなかでは一試合、3打席・3安打・3打点みたいな感じで出来過ぎの大当たりの部類だと思っている。(他のベテランハンターはもっともっと獲ってるのかもしれないが・・。)
別に腕が良いわけではないし、特段シカが増えている実感もない。完全に僥倖だと思っている。
だけどありがたい事である。「出合い」を与えてくれた山の神様に感謝の猟期だ。
自分の狩猟スタイルは「ミートハンティング」だ。大きな角や剥製にあまり興味がない。故に牡より牝、牝より小鹿。となる。
「いただいた恵みは余すところ無く美味しく頂戴する。」が基本であり、出来るだけ可食部分は良い状態で全量回収だ。
先頃から専用冷凍庫がいっぱいになってしまった。行きつけのBarもいっぱいだ。少しお休みしなければならないかと思っている。(だけど出猟しちゃうよなあ~。)
今猟期も残すところあと一月だ。心身共に健康であることに感謝をし、山の恵みに感謝をし、食べられる分。食べていただける分。を勘案した一月にしたいと思う。
山の神様に感謝。
(手作り鹿肉ジャーキー) (エゾシカ牝 モモ肉ステーキ) (手作りエゾシカスパイシーソーセージ)
ハッキリと断言する!「こんな美味いフレンチの鹿肉ステーキをこれまで喰ったことがなかった。」(写真中央)
驚天動地のうまさだった。本当にビックラこいた!
これまで真っ当なフレンチを食する機会がなかったことも原因だが仏料理をかなり軽く見ていた。「こねくり回して適当なソースをかけた、キザな見栄っ張りの料理。」くらいの理解だった。正直に言おう・・ワインにも偏見があった・・・。
恥ずかしい・・・。まったくもって申訳ない。今、深く深く反省している。(フランスの皆さんごめんなさい。)
本物ジビエの本物フレンチはスゴイ!「フレンチにおける肉料理とは何か?」「コレだ!」の説得力があった。まこと素晴らしい芸術作品と思った。そしてフレンチにワイン。これも素晴らしかった。必然と言えばいいだろうか・・。真理と言えばいいだろうか・・。
肉料理・ジビエ料理の基準が昨夜で大きく変ってしまった・・・。
シェフは若いが、ホンマモンのオーラがある。 少し話しができた。
数年間、パリのフレンチレストランで修行をして、最後の一年は更に「肉」を理解するためにフランスバスクの肉屋に修行に入ったとのことだ。・・さもありなん・・・。
自分は料理の美味しさを文書で伝える技術を持っていない。写真もそうだ。
なので是非、訪れてもらいたい。絶対ハズさない。
ワイン・ジビエ・シャルキュトリーの「パロンブ」だ。
札幌市中央区南3条西5丁目 三条美松ビル2F 17:00~(火曜定休)
Tel:011-231-3940
お一人様でもまったく問題ない。カウンター席がイイ。本当に良いお店だ!
手作りジャーキーもソーセージも秀逸。シャルキュトリーというのを初めて知った。
(札幌市民でヨカッタ。そしてこのお店は北海道の財産と思う。)
平成26年3月20日(木)17:30開場!
主催 北海道猟友会札幌支部 フォーラム実行委。
札幌エルプラザだ。入場無料でいろんな狩猟関連ブースも展開するようだ。
ハンター目線で構成され、そして本格派のハンターが語るフォーラム「狩猟の魅力」に是非来場されたい。
ここ最近「狩猟」に関連するいくつかのフォーラムやセミナーが開催されている。狩猟に関し肯定的な内容であり狩猟者にとっては大変ありがたい事である。
しかしながら、その主催者は国の環境省であったり農水関係のどこかであったりと行政主導のものが多く、エライ人が語り、それっぽい感じにまとまっているがとどうもしっくり来ない。狩猟と言うよりは何か別の~、自然資源だ、環境だ、管理だ、仕組みがどうたら~と、ちょっと難しめの勉強会みたいな感じ・・。(行政発注、受託業者が環境系シンクタンクだったりすると、そうならざるを得ないのだろう・・。)
全般的に「よい子の講座」でなんか届いてこない。狩猟の持つエネルギー感や温度が伝わってこない。自分の頭の悪さのせいだろうか育ちのせいだろうか・・・・。
そんな中で=猟友会主催=「狩猟フォーラム」である。←ハンター主催である。
基調講演は、あの「羆撃ち(KUMAUCHI)」の著者久保俊治氏となってる。
そしてパネルディスカッションのパネラーには、月刊ナイフマガジンのコラムニスト中條高明氏である。両氏とも本格派のベテラン現役ハンターでありイケイケのお二人である。
多分何処にも阿ることのない、自由で本音でおもしろい話が聞けるにちがいない。
狩猟・ハンターの等身大の姿が見えてくると思う。ご興味のある方是非足を運ばれてはいかがだろう。
*詳細を本HPの公告情報にもUPさせていただいた。
今期の12月にマグレで三頭いただいた日があった。冷凍庫もいっぱいで納めようがなかった。
「缶詰か?」 (出来上がりで戻ってきても常温で保管可。年単位で保つ。魅力的!)
「ジャーキー、サラミ、生ハムか?」(ふと尿酸値が頭をよぎった・・。)
「ソーセージか?」(戻ってきたら、やっぱり冷凍庫保管だ。納まるか?だけどビールとの相性は最高!)
決断!「ソーセージ!」
澄川の加工屋さんが昨年代替わりした。『住田商会→南富フーズ』だ。屋号は昔のままのチャーリーハウス。どんなもんだか試したかった。
=決断は当たりだった。=
うんま~い。昔より美味いと言ったら申訳ないけど(ジビエはもちろん個体差もあり、時期や処理でも違う。)味は絶品の域だ。
「加工技術じゃない。獲ったモンの技術力だな!」としておこう。
チャーリーハウスはいい!加工料金は昔に比べ2割ほどUPしているが納得の出来上がりだ。冷凍庫は最初ギッチギチになったけど家族からの支持をうけみるみる減っている。そろそろ出荷制限をせねばなるまい。禁猟期の楽しみを保全しなければならない。ビールとの相性は抜群だ!
料理法はたくさんある。茹でる。茹でてから焼く。ただ焼く。Etc,,,
自分は焼きが好きだ。フライパンにごく少量の油を引いて極弱火で全面を焼く。時間はかかるが冷えたビールを片手にじっくり焼く。クレイジーソルトやペッパーを振る。ビールが一缶空いた頃が焼き上がりだ。パリッと一口、そしてビールをプシュ!最高のひとときだ。(寒い日はポトフもいいぞ~。ワインなんかいいな、赤でも白でもロゼでもなんでもいい。暖まるー。)
自分も楽しい、家族もうれしい。シカ猟は家族円満の秘訣となり得る!
「鹿汁だ!」
先の白厚部会+南部会共同猟の昼食メニューとして登場した豚汁ならぬ「南部会特製 鹿汁。」
いや~、最高!なんのお世辞でもヨイショでもない。本当にうまい。
ハンターだからとか、催しの晴の日だからとかいったファクターを完全に排して、純然たる料理として、味として「天下無敵の美味!」と言ってまったく差支えない逸品である。
「滋味深い。」の言葉が身にしみる一碗だった・・・・。
共同猟参加者全員が2杯も3杯もおかわりするほどの旨さであり、大好評大絶賛だった。
実はその技とレシピをインタビューしメモしてきた・・・。
しかしながら、正直、公開することが憚られる・・・。「秘密にしておきたい。」の誘惑にどうしても勝てない。(単に豚肉を鹿肉に置き換えるなんていう簡単なことではない!)
北海道の「猟師料理」東の横綱として門外不出の秘伝の味とするにふさわしい「技」がそこにあった。(二日がかりで、しかも「その手があったか~!!」だ。)
ハンターだけが知り、伝えられる「うまいモン」として今しばらくは秘密にしておこうと思う・・。
だけど、この世界最高の鹿汁を味わうことが出来るチャンスがある!
それは「来年の共同猟に参加する。」ことだ。・・・お待ちしている。
☆この鹿汁を食することを目的に狩猟免許取る価値がある。
(自分も来年はタッパ持参で行こうと思っている。)
近い将来もしかすると商品化されるかも知れない。商品名「南部会謹製 猟師鹿汁」だ。
北海道六次産業の先進事例だ。
もちろん皇室献上品となりえる。間違いない!
(小川部会長、濱田さん、C坂さん。本当に美味かったです。有難うございました。)
慰霊祭についてはこれまでも何度かお伝えしてきた。
「自らの手をもって、命をいただく行為である狩猟。」節目にこういった大事な伝統行事があることに一人の日本人として「文化」を再認識させていただける。ありがたい。
同時に2月ではあるが「新年会」が開催される。今年も120名以上の参加があった。
今回、個人的なことで申訳ないが驚きがあった。なんと仕事関係のお取引先が参加されていた。
お互いにどこかで会って居るなあ~・・。何処だっけ?ダレだっけ??
の感じであった。
本業ではお互いスーツにネクタイ、しかもヨソ行きの顔しておスマしだから別人だ。場所もエアコンが効いたなんだか快適な場所だったりする・・・。(しかも直近の出会いの場は、確か道選出の国会議員お二方が同席の場だった・・。尚更おスマしだ・・。)
翻って猟友会の事業では私服だったり猟装だったり射撃用だったりで街場の匂いはみじんもない・・・。
今回の新年会で、お互い「あー!」だった。「ビール片手にタラバカニの足を握って、唐揚げをほおばりながら・・・」、平日の昼間であればあり得ないシチュエーションだった。楽しい驚きの出合いだった。
こんな出合いがもっともっと増えれば楽しいだろうなあ~と思った。
(彼のお勤め先は猟友会と縁遠からずなので、今期3月の猟友会事業に後援をしてもらうことを御願いした。立話だったがその場であっさり決まった。同好の士であればこそと思った。ありがたい。)
昨年に引き続き、今年も東部会と楽しい一日を過ごさせていただいた。
猟友会壮瞥部会さんには特にお世話になった。改めて感謝申し上げたい。
早朝07:00。恒例のレストランに両部会から若手を含め20名が集合した。
早速作戦会議が始まる。巻きの人選と配置、マチ場の人選と配置。勢子の主攻方向と射界、バックストップ、沢筋が綿密に検討された。
今回の共同猟の目的も「猟果よりも無事故!」
「シカなんかいつでも獲れる。逃がして上等!無理するな!」「逃がしたときは、美味い弁当喰って壮瞥特産のリンゴを土産に笑顔で帰ろう!」だ。(大事なことと思う。)
09:00。一斉に勢子が入る。稜線から下げでの巻きだ。しばらくしてスラッグの乾いた発砲音が景気良く鳴った。続いて重いライフル実包の発砲音が混じる。
今年はマチ解除まで撃ち手は無線封止をしたため発砲音だけでは射獲出来たのかどうかが判らない・・・。
最後の勢子が降りきったときにマチ場解除となった。
最奥のマチ場の若手から無線が入る。「獲ったド-!」
すかさず東の部会長から「おメエは若いんだから、引っ張って持ってこ~い!」(あまりに無情・・・。最奥のマチ場からだ。)
そして、たて続けで無線が入る。「獲ったドー。」「倒したドー。」
下から解体・搬出の応援が向かい、全量回収となった。
今回の猟果は牡1頭、牝2頭。上場の出来と思う。(牡は白厚部会K本さんのお手柄だった。)
今年も壮瞥のヒデさんには本当にお世話になった。下見、除雪、勢子に新人の指導。
本当に有り難うございました。
(いや~、ヒデさんはなまらカッコイイ!THE北海道の猟師!北海道のデルス・ウザーラ、存在感がハンパない。映画に出てきそう。寡黙でちょっとシャイだけど暖っか~い。)
今週、若手の慰労を目的に獲った鹿肉で一杯飲ろうかと思っている。ヒデさんも来てくれたらいいなと思っている。
(左:勢子隊)
(中央:待場への移動)
(右:勢子発動点へ)
日曜日、新年の部会事業の一発目が行われた。白厚部会+南部会そして中央と西から各1名が参加しての総数26名の巻き猟だった。
前日の天気予報では「大荒れ厳寒」の予報だったが、現場は「晴れ時々薄曇り、気温-12℃」で絶好のコンディションだった。
巻きの若手が頼もしかった。銃所持年数は浅いが実戦経験は豊富で雪山歩きもたいしたモンだった、ツボ足でどんどん高度を上げる。ラッセルも交替しながらチームとしてよくまとまっていて勢子のラインも万全だった。巻き場に入っていたのは多分五頭。内三頭が射獲出来た。
また、「銃所持免許取得予定者」として一名の若手の参加もあった。いい体験だったかと思う。来年早くも即戦力としての活躍が期待されている。(只一点、ささやか~な御願い!車の防犯クラクションは来年切ってきてもらいたい。)
今回も南の小川部会長に仕切っていただいた。
前々日に自ら偵察。そして当日も早朝から斥候班を編制して投入。大変なご苦労をおかけした。おかげさまで安全で且つ楽しい共同猟が実現した。
白石厚別部会を代表し心から感謝申し上げたい。
☆今年の昼食は「南部会謹製 味噌仕立て鹿汁」だった。牝ジカ2頭分のバラを煮込んだ最高の鹿汁だった。京都なだ万、六本木MORIMOTOなんかめじゃない!
秘伝のレシピを聞き取り、メモしてきた・・。公開しようかどうか今悩んでる・・・。