小学生の頃によく自転車に乗って山に出かけたものだ。
自分で弁当を作って山ブドウ獲りだ。コクワを見つけたときは何かスゴク得した気持ちになったことを思い出す・・・。
山の幸に恵まれて家に持って帰った時などは親父もお袋も褒めてくれた。山ブドウ酒、コクワ酒、ジャムになって、なんかちょっとだけ自分が役に立っている様な気がして、生きることに少し自信が付いたような気がしていた・・・。
山ブドウもコクワも、この時代にあっては特別美味という訳ではない。だけど、一口で何十年もタイムスリップ出来る食い物にはなかなか巡り会えない。
いつものBarでジャムを作ってもらった・・。
良い色に仕上がっていた。煮詰めながらコクワのグリーンを残すのは至難だ。色止めと風味付けにラム酒を使ったそうだ。Barのオーナーは「鹿肉と甘いソースは絶対に合うはずだ!コクワでソースを作る!合わないはずがない!」と断言していた。
・・・あたらしい楽しみが増えた。
(防除隊:水源地調査警戒) (防除隊:測地直掩) (防除隊:罠巡視)
連日、新聞紙上で「ヒグマ」の文字が躍っている。
さもありなん、なんと言っても日の本最大・最強の野生動物だ。それが公園の中に出てきたり居着いたり・・・。住宅地に出てきたり、街を貫く川沿いに出てきたり・・・。
だけど札幌は本当に素晴らしい街と思う。190万都市の中央区や南区と呼ばれる札幌駅から15分そこそこのところに本物の野生が存在している。
当該地区の地元住民の方にとっては気がきではないだろうし、お子さんをお持ちの方にとっては特に恐怖であろうと拝察する。
・・・しかし、折り合いを付けていかなければならない。
・人間はクマを誘引しないこと。(適切なゴミ処理をすること。)
・女、子供は暗くなってから一人でぶらつかないこと。(昔から当たり前のことだ。)
・「クマ見た。」であんまり大騒ぎしないこと。(北海道は元々がクマ居るところ。)
・クマは人目につくことをしないこと。(昼間に道路際をうろつかないこと)
・アスファルトには足を踏み入れないこと。(舗装路は人間界の結界である。)
・川筋を下らないこと。(人間の生息域は川筋にある。)
(クマ保護カルトでもいいしクマ愛護マニアからでもいいから上記三つ。直接クマに伝えてくれないか。たった三つだ。よろしく頼む。)
防除隊の活動もあと少しだ。冬眠まで後一月ちょっと。どうか人間に見つからないでもらいたい。「クマー。山に居ろ!! 用があるときはこちらから出向く!」
山の中に畑を借りている。築65年民家+二町歩だ。
さすがに二町歩は無理なので五反歩ほどでジャガイモ、人参、大根、南瓜、トウキビ、キャベツなんかを作っている。
趣味の農とは言えど、過去ご多分に漏れず「鹿被害」は深刻だった。通い農なので全滅や壊滅を経験した事もある。プロの農家さんの気持ちがよくわかった。数年前からネットを張って守っている。ネット周辺には鹿の跡が濃い。
今回、農作物収穫にあわせ「よ~し、肉も獲ったる!」と準備して行った・・・。ボンズだった。(ちょっと余計な殺気が出ていたかも知れない。)
だけど、自分で食べるものを「自分で獲る。」「作る。」「収穫する。」はシンプルで実に気持ちが良い。市場システムからちょっとだけ距離をとると大きな開放感がある。人間の動物としての「何か」が求めている世界かも知れない。
「若い」、「オヤジ」、「年寄り」だとかの年齢には関係ないと思う。リアルに手応えのある趣味や生き方は楽しい。
・・・狩猟免許取ってみないかい?
秋の恵み。一部をいつものBarに届けた。(卵は別だ。養鶏屋さんの30個\300。)
おでんにポトフ、煮卵にふろふき大根。熱燗、ワイン、ホットウイスキー、、、秋はいい~!
Barのオーナーは言った。「燻りがっこを作る!」 今年の冬はなんか楽しそうだ。
「クマはそこにいる」のタイトルで6段抜き、ほとんど一面にわたり「札幌市ヒグマ防除隊」について詳細な記事が上梓された。
等身大の防除隊が紹介され、従事している隊員の心根まで踏み込んだ熱い記事となっている。
正直、ありがたい記事だ。これまでも防除に際しては新聞、TV等にて報道されてきたが何かショッキングな取上げ方か、射殺といった無機質で冷淡な内容の報道が多かったように思う。
今回、取材され記事をまとめられた記者の方は客観的な事実の検証にあわせ特に従事者に注目していただいたようだ。
人の体温が感じられる記事だった。
・・・ありがたい。
駆除は狩猟ではない。しかしながら銃執る者の社会的責務として公益に資する活動がある。好む好まざるに拠らず、ある意味義務である。その義務とは市民を背にした「最前線」であり、そして「最終防衛線」である・・・。
本編は上中下の3部にわたる連載とのことだ。今後の記事がどのようなものとなるかは解らない。しかし、今日の記事には防除隊各位そして多くのハンターが勇気づけられたものと信ずる。
街場における野生動物との望まない不幸な出合い・・・。
どうか、出て来ないことを心から願う。
北海道全域大荒れ!
峠は軒並み雪景色となり、今朝のニュースでは幹線を含め100箇所以上通行止めだ。札幌も最高気温が7度までしか上がらず氷雨の一日だった。
そしてこんな日はもちろん「熱々燗」だ!
会社帰りにいつものBarへ立ち寄った。酒はカップ酒の「秋鹿純米酒 千秋」(別名バンビカップ)。ウマイ酒だ。
ホンワカしているところに出た!
★「エゾシカモモ肉のシチュー。」肉はやわらかく丁寧に炒めたタマネギとカブの風味が効いていて、そして秀逸なのはゴボウと合わせていたことだ。熱燗との相性抜群!(鹿肉と牛蒡は合う!)
いんや~・・・最高。
★「シカレバ・タマネギ炒め。」イタリアンの手法で合わせてみたとのことだ。これもイケル。とてもシンプルだけど素材が出る。こっちはビールの方が合うと思ったけれど、昨日は寒すぎた。
二品ともあっという間に平らげてしまった。この日のオーナーズスペシャルは寒い日のメニューとしてかなりグッと来た。
先日の祝日(体育の日)に小鹿に恵まれた。次は小鹿料理でバンビカップだ。
昨日から秋のヒグマ対策として護衛業務が始まった。砂防事業の調査班護衛だ。
猟友会札幌支部ではヒグマ防除隊内にて十数名が指名され護衛隊として編成されている。
巡視、警戒とは全く異なり気力、体力、根性の全てが求められる。
朝9時から日没まで、僅かの昼食時間を除いてほとんど休み無しだ。継続した「藪こぎ能力」が必要であり、急登斜面の直登や風倒木溢れる沢の遡行、一面背丈をを超える熊笹や蔓の斜面の突破力が問われる。
今回も驚いたのは、依頼主である調査事業者の現場スタッフの登山力の高さだ。毎回彼らの身体能力の高さには敬服させられる。無駄のない足運び、体捌き、そして連日にわたる活動量・・・。
一つだけ質問させていただいた。「体脂肪率は?」
「9%です。」(即答!)
・・・アスリートだ!
プロの山岳ガイドや陸自レンジャーに転職してもすぐにTOPクラスだろうなあ~と思わせるものがあった。
そしてもちろん身体能力だけじゃない。正確な地図読み能力と地勢判断。緻密な調査と確実な記録・・・。仕事に対する真摯な姿勢。
「知・徳・体」の三拍子。
今回も勉強させていただいた。感謝。
日曜日の夕方に獲ってその日の夜に持込んだ獲物が翌日の月曜日、カウンターで早速サーブされた。
聞くと、日曜日の夜に精肉にして月曜日は店は午後7時からなのに午後2時から店に出て下拵えをしていたとのことだ。う~ん、やるな!こんなに短時間で料理が出るなど全く期待していないところでロースのいい所がサーブされた。(この店は真正のBARだ。しかしジビエ料理のレベルはかなり高く、そして進化し続けている。実に楽しい。)
★背ロースのローストアロゼ MIDIUM WELLだ。
イッヤ~最高に旨かった。わさび醤油がドンピシャリ!
「塩とコショウで4時間程度肉を締めて、ドリップを拭き取りオリーブオイルで表面を焼き、その後無塩バターでアロゼで仕上げた。」 聞いて書くのは簡単だけどキッチリ手間暇かけた仕事がしてある。そしてカットした肉の厚みが絶妙。ロースの柔らかさを残しながらもジビエの歯ごたえを感じさせて、「肉喰ってる!」の満足感があった。
自分のオス性が少し回復したような感じがする。
酒は鹿児島の焼酎「伊佐美」をロックでいただいた。
う~ん。今期も良いスタートが切れた。力が漲る。がんばるぞー!
写真右はレバーだ。現在血抜きの下処理中だ明日あたりから良いんじゃないだろうか・・・。
(旨いシカ肉にご興味のある貴女!ご一緒にいかがですか~?ご招待いたしますヨ~。オス性を回復しつつ有るワタシが御案内いたします!何も心配要りませんよ~。フフフ。)
貴男!そこの貴男!男は元気いっぱいでナンボ!狩猟始めてみませんか。「ファイトー!いっぱ~つ!」
昨日。解禁後の初の日曜日、出猟した。今年度の初猟だ。
思いの外苦戦した一日だった。朝から丹念に山周りしたが山麓周辺は鹿道が薄くそして古い・・・。いったい何処にいるんだ?
山に上がってみても跡は新しいものの薄い。そして出合いは無し・・。夕方近くまでお散歩状態が続いた。多分、「駆除」でボワレてかなり奥に入っているんだろうと思った。今年度は何か苦戦しそうな予感だ。
夕方近くにやっと出会いがあった。四頭だったがかなり早くから走られた。一頭だけ間に合った。やっぱり「駆除」が影響しているのかと思いを深めた。近ごろは駆除が商売化している。「なんだかなあ~」の思いだ・・・。
・・・初猟。なんとか一頭を頂いた。まるまると太った鹿の子模様の雌だった。山の神様に感謝!
今回、車の車検が間に合わなかった。25年物の40万キロ、ランクル。オンボロのため3週間くらいかかっている、そして代わりにハイエースのオートマ四駆を借りた。
いい!かなりイイ!降雪期の本格的山入りは無理と思うけど、オートマに充実装備の数々、そして広い。メチャクチャ楽だ。今のワンボックタイプは実に快適だった。ただ借り物の街乗りワンボックスでの回収は結構大変だった・・・。ランクルフレームにハイエースボディなんかあったら最高だろうなあ。(副変速機、ウインチ、デフロックが付けば最強だ。)
9月に白石厚別部会と東部会の合同で射撃会が開催された。
射撃の二十一世紀バージョンと十九世紀(128年前)の鉄砲が同時に射場列線に並んだ。(コレだから部会、支部の射撃会はおもしろい。)
方や最新装備とも思える射撃管理の装備。弾速の測定器が設置され、観的スコープにカメラを取り付けパソコンと連動させ弾速、着弾を表示させその上なんだかいろんなソフトが組み込んであった。
方や、ナント「村田」だ。浪曲師じゃないぞ「村田銃」だ。明治十八年製。二十八番の真鍮薬莢に黒色火薬、オープンサイトで単発だ。日露戦争どころか日清戦争前の鉄砲だ。確か伊藤博文が総理大臣になった年だ。 実物を初めて見た。
2013年9月現在、現役で発砲可能。射距離50mでしっかり的に弾痕を刻んでいた。
射手は73歳。猟歴53年。村田を入手してから四十有余年。それはもう歴史だ。
「村田二十八番」の詳細は別に本HP「こだわりの銃」にあらためてUPしたい。
明治という元号。これまで教科書の中やTVの世界で記号としてしか認識していなかった。今回現役の村田銃の発砲に触れて突然平成から明治がカラダの中で繋がった。新鮮な感動だった。
イベント終了まであと3日。そんなギリちょんで出向いてみた。もちろん目的は「鹿」だ。
どんな料理で、どんな味付けなのか気になって、ワクワク感いっぱいで3品にトライしてみた。
鹿獲りハンターとしての率直な感想だ。
「阿寒やきとり丼」(写真中央)が一番素直な料理だった。素朴に旨い!そしてシンプルさに100点!
炙った串肉にタレ、それと串カツにソース&カラシ。飯の上には、そぼろ。いや~楽しめた。売り子のオネーチャンが「やきとり、と謳っていますが鹿肉ですけどイイですか?」の一言が楽しかった。
他二品も悪くはなかったけれど・・・。「プレミア丼」(写真左)のカレー風味のデミグラスソースは確かに旨かった、だけど筋張った肉(確かに鹿肉だった)は噛みきれず難儀した。煮込むか、叩くか、カットするか、して欲しかったな・・。
挽肉とピーマンのなんとか(写真右)も上品で味付けは旨いんだけど、なんの肉だか解らなかった・・。鹿肉としての存在感がほしかったなあ~。
今回、アイスバインを逃してしまった。いつか試してみたい。
オータムフェストは29日までだ。エゾ鹿肉おもしろい。是非お試しいただきたい。