今年も狩猟やジビエ、そして射撃なんかについてお知らせしていきたいなと思っていますヨロシクお願い申しあげます。
さて、新年早々一発目の本コーナーは、本年の「元旦おせち料理鹿肉三昧」の見せびらかしをお許し頂き、「新しいおせち」の可能性をハンター目線でご紹介させていただきたい。
年末に、件のBarオーナーに無理を言って押しつけた三段重箱。100%ジビエ鹿肉料理5品がキッチリ納められて出来上がってきた。
☆ 一の重、「鹿肉ミートローフ」と「鹿肉のコンフィ」
☆ 二の重、「鹿肉チリコンカン」と「シカレバ豆板醤炒め」
☆ 三の重、「鹿肉つみれ」
いや~、おかげ様でいい正月が迎えられた!
一の重はそのまま食してよし。コショウでよし、カラシでよし、わさび醤油で良し!
酒も吟醸酒でよし、ワインでよし、ウイスキーでよし、もちろんビールでよし!
二の重、チリコンカンは冷凍庫にあった鹿肉ソーセージと一緒にフライパンで熱々に仕上げ、タバスコを効かせた。アーリータイムズのストレートがよかった~。
豆板醤レバ炒めには紹興酒の熱燗!合わないはずがない。
三の重のつみれは、出汁で雑煮が美味かったー。そして味噌仕立ての鹿汁は絶品!つみれは煮込んでもジューシーで、味噌と牛蒡に生姜の風味で二日酔いに最高の効き目だった。
飲み続け、食い続けの一週間だった。今日は仕事始めだが早めに上がってサウナに行こうと思っている。体重計に載るのがちょっとだけ恐怖だ・・・。
だけど心身共に完全に野性を取り戻している。充実の平成二十六年のスタートだ。鹿肉!そしてBarのオーナーに感謝。
=鹿肉には薬効があると思う。「前に出る。」がその薬効だ。ミディアムレアでちょっと血がにじむ位の切り身を喰えば、直ぐにスーパーフェザー級内山、三浦くらいのガッツがみなぎる。駅伝だったら設楽兄弟だ。ぜひ試していただきたい。=
(まだ、狩猟免許を持っていない貴方!今年、取ってみないかい!?)
本情報を御覧いただいている方がいらしたとしたら、覚えておいでだろうか。
今年春先に東京から一組のご夫婦が二度来札している。
目的は「うまい鹿肉を食べたい!」だ。そのことを紹介させていただいたが、今週ナント本年三度目となる札幌訪問を果たされた。お仕事休んで、航空券買って、ホテル取ってそして件のBarへやってきた。鹿肉を食うために!だ。
春の二度目の時に「鹿肉は雪が降ってからがうまいよ!」と伝えたことを思い出した。
ご夫婦で2泊3日、連日でBarに通っていだき、そしていろんな鹿料理を試して頂いた。
「オイシイ、美味しい」の連発でとても高い評価をいただいた。
エゾシカ肉の経済効果、侮れない!
来札でホテル・レストラン・Bar・タクシ-、そしておそらくお土産屋にも間違いなく消費が回っていると思う。しかも年に三度だ。北海道経済V字回復とその発展には「シカ肉」だ。
アベノミクス3本の矢に匹敵するかも知れない。そろそろ北海道経済産業局も鹿に注目してもいい頃だ。
狩猟の行政所管は本来環境省だが、北海道でのその仕事っぷりはいいところ公園の管理人程度のもんだ。たまに声上げたかと思うと「ルール作りだ!」「規制だ!」が精一杯のようで、「もう少し頭使えよ!」と言いたくなる。
将来、所管は経産省か!?
エゾシカは北海道だけだ!域内経済牽引役に実にふさわしい。旗頭にしよう!
環境省!仕事しなくていいから邪魔だけするなよ。
(来札いただいたご夫婦。めちゃくちゃカッコイイ!!写真でちゃんとご紹介出来無いことが悔しい。美男美女で本当におふたり揃ってまこと画になるご夫婦だった。映画を見ているような感じだった。)
札幌の朝5時 -8℃。猟場は7時で-13℃だった。
ピリッとした気温に風は無し、快晴。雪もあって鹿道も濃く、実に良い感じの朝だった。
3週間休猟していた分をまとめていただいた一日だった。
「山の神様。お恵みありがとうございます!」
朝から二度の出合いに恵まれピン子1,牝2の猟果だった。
最初の出合いのピン子は急峻な南斜面に立っていた。射距離を350mと見て、肩口の上20cm位を見越して依託で撃った。
川を渡って、山を登って、バラして。回収にはかなり難儀した。
そして二度目の出合いは僅かに200m位歩いたところだった。林間に3頭。1頭を倒した後2頭に走られた。
かろうじて1頭に間に合った。狙い越しでネックを狙ったつもりだったが弾が入っていたのはケツだった・・・。
午前中で2打席、3打数、3打点は出来過ぎだった。全部マグレと思う。山の神様に心から感謝。
3頭回収し終わったときはヘロヘロで14時を回っていた。遅い昼飯を食って帰途に就いた・・。
心の中で「御願いだから、もう出ないでくれよ。」と念じていた。
おかげさまでよい年越しが出来そうだ。
(肉のいい所と100円ショップで買った三段重箱をいつものBarに押しつけた。「年末に取りに来るから、鹿肉おせちヨロシク~。」店主は空の重箱を手にして力なく「マジー!?。」新しい良い年が迎えられそうだ!)
北の国では夜が長い。冬は特に緯度と時差で日本より2~3時間は長いような気がする。
そして当然寒い。12月の初旬なのに外は連日-20℃~-30℃だった。
寒い国の夜、ホテルでTVを視ていた。スポーツ番組でバイアスロンの世界大会が中継されていた。日本ではまず視ることが出来無いジャンルだ。
そして気付かされた。女子バイアスロンの「美人度」の高さだ。パリコレを遙かに超えるものがあると思った。スレンダー美人ばかりが揃った競技でありアスリート世界でこれほど粒ぞろいの競技は他にないと思う。ハズレ無し!!表彰式はさながらミスコンテストの表彰台と見まがうばかりだ。
(写真が不鮮明で申訳ない。TV画面をコンデジで撮ったものだ。しかもブラウン管TVだ。御容赦いただきたい。)
女子バイアスロン。クロスカントリースキー力と射撃術、そして「容姿が問われる!?」スポーツのようだ。
日本選手も頑張っている。秋田県マタギ集落にルーツを持つ陸自冬戦教の鈴木選手が注目だ。競技の順位はもうちょいだったがヨーロッパ勢に負けていない秋田美人だ。
なんだかバイアスロンを視る視点が変ってしまった・・・。
ソチ五輪。注目は女子バイスロンだ!
パラリンピックでもバイアスロンがある。選手には北海道出身者が多い。こちらもイケメンに美人が多い。日本頑張れ!!
日本では銃や射撃に関する風当たりが強い。オリンピックを通じて肯定的な理解に繋がればと思う。
(日本バイスロン連盟なる組織がある。本部は札幌で小学生からバイアスロン競技が可能だ。陸自以外からもオリンピック選手が輩出されることに期待したい。)
仕事で出張していた・・・。海外の調査業務で三都市を回った。連日分刻みのアポイントだった。
ホテル、食事は悪くなかった。在外公館での夕食会も希有な体験で面白かった。
う~ん、だけど自分には向いていないと思った。
スーツにネクタイ、名刺交換に円卓会議、ヒアリングにセミナーetc・・・。
あ~、やっぱり自分には向いていない!無理、ムリ。
(だけど提言書には、こっそりと「健康には北海道のエゾシカ肉がいいゾ!」と載せちゃった。フフフ。)
彼の地の雪と寒さは北海道の猟場を思い起こさせ、何故か焦燥感が募った。
同じ寒さでもやっぱり鉄砲担いで山廻りが一番と思う。寒くても吹雪かれても重くても全然楽しい。猟を仕事にしたいと思ったことはないけれど生き方の中心に据えることが出来たら最高だろうなあ~といつも思う。「4月から9月までは仕事!10月から3月は猟!」夢はそんな期間業務従事者だ。
業務の合間に現地コーディネーターに聞いてみた。
「この時期の猟はどうなんだ?」
「黒熊、猪、ノロジカだな。最近はアメリカ人のハンターが多い。奴らはちっこいのには全く興味がない。ひたすらデカイ猪を求めている。皆トロフィーハンターだな。」
・・・さもありなん、金かけて遠く出かけてきて肉喰ってる場合じゃないだろうと思う。
だけどミートハンターの自分には、大きい小さいの価値観がさっぱりわからない。「美味いか」、「すごく美味いか」の価値観だ。
さあ!年内もあと二週だ。休んだ分取り返すゾ。
木々の葉はすっかり落ち、ずいぶんと見通しが良くなった。
見通しはよい!
しかし出合いが少ない!
今年は本当に「薄い。」といった印象だ。
ここ数年の鹿フェンスの設置が原因だろうか、それとも自分の力量不足だろうか、付場も動きも読めなくなった。
(うん。鹿フェンスのせいにしよう!)
今期初の牡鹿に恵まれた。「毎度四苦八苦しているワリには、牝ばかり。」のそんな自分に山の神様が気を利かせてくれたのだろう。大きな角に久方ぶりにちょっとだけアドレナリンが沸いた。(やっぱり同じ鹿でも牝とは違う何かがあるな。)
出会い頭だった。上り勾配を走られケツと角しか見えなかったが、ダブンダブンと斜面を駆け上がる重量感はクマ笹と根曲がり筍の緑の海を行く船のように見えた。
ギリで間に合った。僥倖だ。白いケツに向けての発砲だった。
当然クリーンキルとはいかない。次弾を装填しながら斜面を全力で登った。心臓が爆発するかと思った。
牡鹿は笹薮の海の中、前脚だけで体を持ち上げようとし進もうとしていた。首を上げたところでトメを打った。
久々の牡の射獲に、心の中で「ヨシ!」のガッツポーズだったが、一瞬だった。
その後の解体、搬出、冷却、処理は日没後の真っ暗になるまでかかってかなり苦労した・・・。山の神様からの恵みだったのか、イジワルだったのか・・・今ちょっと悩んでいる。
・・自分の狩猟スタイルはミートハンティングと思っている。狙うならやっぱり牝か小鹿がいい。牡なら一本仔だ。だけどエイトポイントの牡鹿と出合ったときの高揚感は否定できない。自分が動物の雄であることを感じさせてくれる。
そして旨いエゾシカ肉は人間が野生を取り戻すにいい素材と思う。
世の男性諸氏!会社でウコンやタフマン飲んでる場合じゃないゾ!鉄砲もって猟野に出よう。獲れ無くったっていい。森の中で弁当喰うだけで牡力UPダ。
先ずは銃所持許可取得からだ!窓口は銃砲店だ!
(・・だけど、、リポビタンDなんかは若そうな感じで効きそうだな・・・。リゲイン、ユンケルはどうなんだろう?・・
突然、天の声が聞こえた「お前はもう養命酒だ!」ガク↘。)
立派なカウンターと思う。
やっぱりバーのカウンターはこうでなければならない。
しかし、ある日コレがなんと肉屋の板場に変身してしまう・・・。
魚市場やホテルのディナーホールなどでよくマグロの解体ショーがお目見えするが、北海道のBarのカウンターではまさかの「鹿肉の枝肉解体ショー」を目にすることが出来る。しかも・・・。
本日の解体の職人は女の子、ナントお客様だ・・(お客様参加型だ。)
それにしてもまず、こんなBarは聞いたことがない・・・。
・・・実のところ。この日、開店前からオーナーが一人で除骨と冊取りをやってたという。
早い時間には滅多にお客がこないのでのんびりやってたそうだ。そこにこの日に限って開店と同時に女性客が一人で来店した。オーナーかなり慌ててたところに「楽しそうですね。」「私もやってみていい?」・・・初めて見て、そして捌きにかかったという・・・。オーナーは「ええ~、じぇ・じぇ・じぇ~」だ。
そこに自分も出くわして。・・・同じくビックリ。「セントラル証券出向!」くらい驚いた。
ショートカットの小柄でかわいらしい女性が、枝肉モモのスネ握ってナイフを突き立てていた。
(その手際の良さと大胆な包丁捌きはとても素人とは思えなかった。)
その立ち居振る舞い、一発で気に入ってしまった。
フツーは「え~シカ肉~。ヤダー、生ー、マジー、ムリー。」が順当だろう。
それが、Barに飲みに来ていきなりシカ肉の冊取りである。「この娘はデキル!」「部会の名誉会員に入れるべきだ!」と強く思ってしまった。自分は酔っ払っていてハッキリお顔を思い出せないが確かアラサーのAKBの印象だ。(もっと若かったらごめんなさい!)しかしながら、シカ肉をバラす娘だ。ぜったい器量よしで気立ても良く、いい娘にちがいない。猟友会のジジイ達のアイドル間違い無しだ。
彼女がぽそっと一言、「猟って、行ってみたいな~。」
こんな良い娘はメッタにいない。若手の独身ハンター!シカ肉と花束もって今すぐ走れ!
猟をやっていてヨカッタ・・・。
たった一皿から本当にそう思わせられた。
一昨日の鹿が絶品料理となって登場した。もちろん熟成前だ。だけど本当に旨かった~!!
外モモの端っこを使ったそうだ。
「やわらかく、ジューシー、そしてフレッシュ。」
フレッシュ感は肉が新鮮だからではない。ソースだ。
先にご紹介した自家製コクワジャムをベースにソースを仕立てたとのことだ。
「砂糖を極力抑えたジャムに白ワインとバターを加え、隠し味にほんのちょっとの醤油をたらした。」との事だ。酸味、甘みが抑制されながらもコクワの風味を残し、そしてソースとしての深みがあった。
オリーブオイルとバターでミディアムにローストされた鹿肉との相性は抜群だった。
あ~猟やってて良かった・・。
(驚いたのは、この一皿がサーブされたのはカウンターに据わって僅か7~8分後のことだった。)
青空が実に気持ちよかった。そしてその分気温も下がっていた。朝で-4℃、昼で2℃だった。林道の水たまりはすべて氷を張り、猟場の足元も霜柱が立っていた。
木々の葉は落ち、葦も薮も枯れ、僅か半月で格段に見通しが効くようになっていた。
今年は雪が遅く。いつもの年とはなんか違うなあ~、と思っていたけれどいつもの11月中旬の風景になった。
沢水も透明感を増し正に清流だ。水温も氷点下に近く枝肉を冷やすには絶好だった。
ただ、防寒ゴム手を忘れた・・・。指がちぎれるかと思った、、。
良い季節になった。
鉄砲もって猟場へ出よう!
ちょっとは大変だけど大いなる喜びがある。山の神に感謝しながら自分の射止めた猟果をいただく。実にシンプルな生き方と思う。
そこのあなた。狩猟始めてみませんか?
(あっ、防寒ゴム手お忘れ無く~。)
「BE-PAL」(ビーパル)
ご存じ、1981年創刊のアウトドアライフマガジンだ。全国紙で月刊14万部発行されている。
キャンプだ。登山だ。ハイキングにカヌー、自転車に釣り。・・といった感じで幅広いアウトドア情報を発信し続けている。
今回ナント「本物の猟師さんが先生だ!」で巻頭からカラーで鉄砲撃ち11人が紹介されナイフと焚火について特集されている。
TOPを飾るは北海道代表で「羆撃ち」の久保氏だ。
また、雑誌中程では「新人ハンターさんに質問!」のコーナーがあり、「狩りをはじめると、人生のどのへんが変わりますか?」で若手が楽しい回答をしている。
そして大日本猟友会の登場だ。「ゲンキな田舎!」のコーナーで会長が4ぺージに渡ってインタビュー記事にて取り上げられている。
小学館のビーパルにハンターや猟師のキーワードで特集がかかるなど夢にも思わなかった・・・。時代の潮目が変わりつつあると思う・・・。
猟友会!今月のビーパルを大量購入して学校に配れば会員増間違い無しだ!
BE-PAL。小学館。ありがとー。
(今月号のナイフマガジンも紹介したい。十勝のハンター中條氏が毎号「ハンティングパーフェクション」のタイトルで実猟とナイフの世界を紹介している。今月号は服装や装備について語っている。新人ハンターさんには良い情報と思う。)
日本はハンティングに関する書物・情報誌が極端に少ない。いい情報お持ちの方は是非お寄せいただきたい。