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  • 2013年12月19日(木)19時15分

寒いお国では、今バイアスロンが熱い。

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北の国では夜が長い。冬は特に緯度と時差で日本より2~3時間は長いような気がする。
そして当然寒い。12月の初旬なのに外は連日-20℃~-30℃だった。
寒い国の夜、ホテルでTVを視ていた。スポーツ番組でバイアスロンの世界大会が中継されていた。日本ではまず視ることが出来無いジャンルだ。
そして気付かされた。女子バイアスロンの「美人度」の高さだ。パリコレを遙かに超えるものがあると思った。スレンダー美人ばかりが揃った競技でありアスリート世界でこれほど粒ぞろいの競技は他にないと思う。ハズレ無し!!表彰式はさながらミスコンテストの表彰台と見まがうばかりだ。
(写真が不鮮明で申訳ない。TV画面をコンデジで撮ったものだ。しかもブラウン管TVだ。御容赦いただきたい。)

女子バイアスロン。クロスカントリースキー力と射撃術、そして「容姿が問われる!?」スポーツのようだ。
日本選手も頑張っている。秋田県マタギ集落にルーツを持つ陸自冬戦教の鈴木選手が注目だ。競技の順位はもうちょいだったがヨーロッパ勢に負けていない秋田美人だ。

なんだかバイアスロンを視る視点が変ってしまった・・・。
ソチ五輪。注目は女子バイスロンだ!

パラリンピックでもバイアスロンがある。選手には北海道出身者が多い。こちらもイケメンに美人が多い。日本頑張れ!!

日本では銃や射撃に関する風当たりが強い。オリンピックを通じて肯定的な理解に繋がればと思う。
(日本バイスロン連盟なる組織がある。本部は札幌で小学生からバイアスロン競技が可能だ。陸自以外からもオリンピック選手が輩出されることに期待したい。)

  • 2013年12月18日(水)19時43分

いい時期の三週間!出猟ならず・・・なんてこった。

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仕事で出張していた・・・。海外の調査業務で三都市を回った。連日分刻みのアポイントだった。 
ホテル、食事は悪くなかった。在外公館での夕食会も希有な体験で面白かった。
う~ん、だけど自分には向いていないと思った。
スーツにネクタイ、名刺交換に円卓会議、ヒアリングにセミナーetc・・・。
あ~、やっぱり自分には向いていない!無理、ムリ。
(だけど提言書には、こっそりと「健康には北海道のエゾシカ肉がいいゾ!」と載せちゃった。フフフ。)
 
 彼の地の雪と寒さは北海道の猟場を思い起こさせ、何故か焦燥感が募った。
 同じ寒さでもやっぱり鉄砲担いで山廻りが一番と思う。寒くても吹雪かれても重くても全然楽しい。猟を仕事にしたいと思ったことはないけれど生き方の中心に据えることが出来たら最高だろうなあ~といつも思う。「4月から9月までは仕事!10月から3月は猟!」夢はそんな期間業務従事者だ。

業務の合間に現地コーディネーターに聞いてみた。
「この時期の猟はどうなんだ?」
「黒熊、猪、ノロジカだな。最近はアメリカ人のハンターが多い。奴らはちっこいのには全く興味がない。ひたすらデカイ猪を求めている。皆トロフィーハンターだな。」
・・・さもありなん、金かけて遠く出かけてきて肉喰ってる場合じゃないだろうと思う。
だけどミートハンターの自分には、大きい小さいの価値観がさっぱりわからない。「美味いか」、「すごく美味いか」の価値観だ。

さあ!年内もあと二週だ。休んだ分取り返すゾ。

  • 2013年11月26日(火)19時15分

この時代「草食系」も良し! だけど「肉食」の感性も忘れずにいこう!

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木々の葉はすっかり落ち、ずいぶんと見通しが良くなった。
見通しはよい!
しかし出合いが少ない!
今年は本当に「薄い。」といった印象だ。
ここ数年の鹿フェンスの設置が原因だろうか、それとも自分の力量不足だろうか、付場も動きも読めなくなった。
(うん。鹿フェンスのせいにしよう!)

今期初の牡鹿に恵まれた。「毎度四苦八苦しているワリには、牝ばかり。」のそんな自分に山の神様が気を利かせてくれたのだろう。大きな角に久方ぶりにちょっとだけアドレナリンが沸いた。(やっぱり同じ鹿でも牝とは違う何かがあるな。)
 出会い頭だった。上り勾配を走られケツと角しか見えなかったが、ダブンダブンと斜面を駆け上がる重量感はクマ笹と根曲がり筍の緑の海を行く船のように見えた。
ギリで間に合った。僥倖だ。白いケツに向けての発砲だった。
当然クリーンキルとはいかない。次弾を装填しながら斜面を全力で登った。心臓が爆発するかと思った。
牡鹿は笹薮の海の中、前脚だけで体を持ち上げようとし進もうとしていた。首を上げたところでトメを打った。

 久々の牡の射獲に、心の中で「ヨシ!」のガッツポーズだったが、一瞬だった。
その後の解体、搬出、冷却、処理は日没後の真っ暗になるまでかかってかなり苦労した・・・。山の神様からの恵みだったのか、イジワルだったのか・・・今ちょっと悩んでいる。

 ・・自分の狩猟スタイルはミートハンティングと思っている。狙うならやっぱり牝か小鹿がいい。牡なら一本仔だ。だけどエイトポイントの牡鹿と出合ったときの高揚感は否定できない。自分が動物の雄であることを感じさせてくれる。
そして旨いエゾシカ肉は人間が野生を取り戻すにいい素材と思う。
 
世の男性諸氏!会社でウコンやタフマン飲んでる場合じゃないゾ!鉄砲もって猟野に出よう。獲れ無くったっていい。森の中で弁当喰うだけで牡力UPダ。
     先ずは銃所持許可取得からだ!窓口は銃砲店だ!

(・・だけど、、リポビタンDなんかは若そうな感じで効きそうだな・・・。リゲイン、ユンケルはどうなんだろう?・・
 突然、天の声が聞こえた「お前はもう養命酒だ!」ガク↘。)

  • 2013年11月22日(金)06時56分

北海道の新たな体験型観光 「エゾシカ枝肉解体ショー!」

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立派なカウンターと思う。
やっぱりバーのカウンターはこうでなければならない。

しかし、ある日コレがなんと肉屋の板場に変身してしまう・・・。

魚市場やホテルのディナーホールなどでよくマグロの解体ショーがお目見えするが、北海道のBarのカウンターではまさかの「鹿肉の枝肉解体ショー」を目にすることが出来る。しかも・・・。
本日の解体の職人は女の子、ナントお客様だ・・(お客様参加型だ。)
それにしてもまず、こんなBarは聞いたことがない・・・。

・・・実のところ。この日、開店前からオーナーが一人で除骨と冊取りをやってたという。
早い時間には滅多にお客がこないのでのんびりやってたそうだ。そこにこの日に限って開店と同時に女性客が一人で来店した。オーナーかなり慌ててたところに「楽しそうですね。」「私もやってみていい?」・・・初めて見て、そして捌きにかかったという・・・。オーナーは「ええ~、じぇ・じぇ・じぇ~」だ。
そこに自分も出くわして。・・・同じくビックリ。「セントラル証券出向!」くらい驚いた。
ショートカットの小柄でかわいらしい女性が、枝肉モモのスネ握ってナイフを突き立てていた。
(その手際の良さと大胆な包丁捌きはとても素人とは思えなかった。)

 その立ち居振る舞い、一発で気に入ってしまった。
フツーは「え~シカ肉~。ヤダー、生ー、マジー、ムリー。」が順当だろう。
それが、Barに飲みに来ていきなりシカ肉の冊取りである。「この娘はデキル!」「部会の名誉会員に入れるべきだ!」と強く思ってしまった。自分は酔っ払っていてハッキリお顔を思い出せないが確かアラサーのAKBの印象だ。(もっと若かったらごめんなさい!)しかしながら、シカ肉をバラす娘だ。ぜったい器量よしで気立ても良く、いい娘にちがいない。猟友会のジジイ達のアイドル間違い無しだ。
 
彼女がぽそっと一言、「猟って、行ってみたいな~。」 
こんな良い娘はメッタにいない。若手の独身ハンター!シカ肉と花束もって今すぐ走れ!

  • 2013年11月20日(水)06時36分

(エゾシカ+コクワ) × こだわりBar owner = 絶品の一皿!!

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 猟をやっていてヨカッタ・・・。
 たった一皿から本当にそう思わせられた。

 一昨日の鹿が絶品料理となって登場した。もちろん熟成前だ。だけど本当に旨かった~!!
 外モモの端っこを使ったそうだ。
 「やわらかく、ジューシー、そしてフレッシュ。」
 フレッシュ感は肉が新鮮だからではない。ソースだ。
先にご紹介した自家製コクワジャムをベースにソースを仕立てたとのことだ。
 「砂糖を極力抑えたジャムに白ワインとバターを加え、隠し味にほんのちょっとの醤油をたらした。」との事だ。酸味、甘みが抑制されながらもコクワの風味を残し、そしてソースとしての深みがあった。
 オリーブオイルとバターでミディアムにローストされた鹿肉との相性は抜群だった。
 
 あ~猟やってて良かった・・。

 (驚いたのは、この一皿がサーブされたのはカウンターに据わって僅か7~8分後のことだった。)

  • 2013年11月18日(月)07時10分

晴れ渡った晩秋の猟場だった。

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 青空が実に気持ちよかった。そしてその分気温も下がっていた。朝で-4℃、昼で2℃だった。林道の水たまりはすべて氷を張り、猟場の足元も霜柱が立っていた。
 木々の葉は落ち、葦も薮も枯れ、僅か半月で格段に見通しが効くようになっていた。
 今年は雪が遅く。いつもの年とはなんか違うなあ~、と思っていたけれどいつもの11月中旬の風景になった。

 沢水も透明感を増し正に清流だ。水温も氷点下に近く枝肉を冷やすには絶好だった。
 ただ、防寒ゴム手を忘れた・・・。指がちぎれるかと思った、、。
 
 良い季節になった。
 鉄砲もって猟場へ出よう!
 ちょっとは大変だけど大いなる喜びがある。山の神に感謝しながら自分の射止めた猟果をいただく。実にシンプルな生き方と思う。
   
   そこのあなた。狩猟始めてみませんか?

 (あっ、防寒ゴム手お忘れ無く~。)

  • 2013年11月15日(金)09時35分

いや~、驚き。なんとあの「BE-PAL」で、ハンターが巻頭カラーで特集だ。

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 「BE-PAL」(ビーパル)
 ご存じ、1981年創刊のアウトドアライフマガジンだ。全国紙で月刊14万部発行されている。
キャンプだ。登山だ。ハイキングにカヌー、自転車に釣り。・・といった感じで幅広いアウトドア情報を発信し続けている。
 今回ナント「本物の猟師さんが先生だ!」で巻頭からカラーで鉄砲撃ち11人が紹介されナイフと焚火について特集されている。
 TOPを飾るは北海道代表で「羆撃ち」の久保氏だ。
 また、雑誌中程では「新人ハンターさんに質問!」のコーナーがあり、「狩りをはじめると、人生のどのへんが変わりますか?」で若手が楽しい回答をしている。
 
 そして大日本猟友会の登場だ。「ゲンキな田舎!」のコーナーで会長が4ぺージに渡ってインタビュー記事にて取り上げられている。

 小学館のビーパルにハンターや猟師のキーワードで特集がかかるなど夢にも思わなかった・・・。時代の潮目が変わりつつあると思う・・・。
 猟友会!今月のビーパルを大量購入して学校に配れば会員増間違い無しだ!
 
 BE-PAL。小学館。ありがとー。

 (今月号のナイフマガジンも紹介したい。十勝のハンター中條氏が毎号「ハンティングパーフェクション」のタイトルで実猟とナイフの世界を紹介している。今月号は服装や装備について語っている。新人ハンターさんには良い情報と思う。)

 日本はハンティングに関する書物・情報誌が極端に少ない。いい情報お持ちの方は是非お寄せいただきたい。

  • 2013年11月07日(木)16時57分

 コクワが獲れた。何十年ぶりかで食べた。

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 小学生の頃によく自転車に乗って山に出かけたものだ。
 自分で弁当を作って山ブドウ獲りだ。コクワを見つけたときは何かスゴク得した気持ちになったことを思い出す・・・。

 山の幸に恵まれて家に持って帰った時などは親父もお袋も褒めてくれた。山ブドウ酒、コクワ酒、ジャムになって、なんかちょっとだけ自分が役に立っている様な気がして、生きることに少し自信が付いたような気がしていた・・・。

 山ブドウもコクワも、この時代にあっては特別美味という訳ではない。だけど、一口で何十年もタイムスリップ出来る食い物にはなかなか巡り会えない。

 いつものBarでジャムを作ってもらった・・。
 良い色に仕上がっていた。煮詰めながらコクワのグリーンを残すのは至難だ。色止めと風味付けにラム酒を使ったそうだ。Barのオーナーは「鹿肉と甘いソースは絶対に合うはずだ!コクワでソースを作る!合わないはずがない!」と断言していた。
 
 ・・・あたらしい楽しみが増えた。
  

  • 2013年10月31日(木)10時35分

ここ最近、札幌はヒグマの話題でにぎやかだ。

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    (防除隊:水源地調査警戒)          (防除隊:測地直掩)            (防除隊:罠巡視)

連日、新聞紙上で「ヒグマ」の文字が躍っている。
さもありなん、なんと言っても日の本最大・最強の野生動物だ。それが公園の中に出てきたり居着いたり・・・。住宅地に出てきたり、街を貫く川沿いに出てきたり・・・。
 
 だけど札幌は本当に素晴らしい街と思う。190万都市の中央区や南区と呼ばれる札幌駅から15分そこそこのところに本物の野生が存在している。
 当該地区の地元住民の方にとっては気がきではないだろうし、お子さんをお持ちの方にとっては特に恐怖であろうと拝察する。
 
 ・・・しかし、折り合いを付けていかなければならない。
 
・人間はクマを誘引しないこと。(適切なゴミ処理をすること。)
・女、子供は暗くなってから一人でぶらつかないこと。(昔から当たり前のことだ。)
・「クマ見た。」であんまり大騒ぎしないこと。(北海道は元々がクマ居るところ。)

・クマは人目につくことをしないこと。(昼間に道路際をうろつかないこと)
・アスファルトには足を踏み入れないこと。(舗装路は人間界の結界である。)
・川筋を下らないこと。(人間の生息域は川筋にある。)
 (クマ保護カルトでもいいしクマ愛護マニアからでもいいから上記三つ。直接クマに伝えてくれないか。たった三つだ。よろしく頼む。)

 防除隊の活動もあと少しだ。冬眠まで後一月ちょっと。どうか人間に見つからないでもらいたい。「クマー。山に居ろ!! 用があるときはこちらから出向く!」

  • 2013年10月23日(水)08時52分

 収穫の秋

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 山の中に畑を借りている。築65年民家+二町歩だ。
 さすがに二町歩は無理なので五反歩ほどでジャガイモ、人参、大根、南瓜、トウキビ、キャベツなんかを作っている。

 趣味の農とは言えど、過去ご多分に漏れず「鹿被害」は深刻だった。通い農なので全滅や壊滅を経験した事もある。プロの農家さんの気持ちがよくわかった。数年前からネットを張って守っている。ネット周辺には鹿の跡が濃い。

 今回、農作物収穫にあわせ「よ~し、肉も獲ったる!」と準備して行った・・・。ボンズだった。(ちょっと余計な殺気が出ていたかも知れない。)
 だけど、自分で食べるものを「自分で獲る。」「作る。」「収穫する。」はシンプルで実に気持ちが良い。市場システムからちょっとだけ距離をとると大きな開放感がある。人間の動物としての「何か」が求めている世界かも知れない。

「若い」、「オヤジ」、「年寄り」だとかの年齢には関係ないと思う。リアルに手応えのある趣味や生き方は楽しい。
・・・狩猟免許取ってみないかい?

 秋の恵み。一部をいつものBarに届けた。(卵は別だ。養鶏屋さんの30個\300。)
 おでんにポトフ、煮卵にふろふき大根。熱燗、ワイン、ホットウイスキー、、、秋はいい~!
 Barのオーナーは言った。「燻りがっこを作る!」 今年の冬はなんか楽しそうだ。