先週「鹿肉缶詰」の大和煮缶について紹介した。
今回はそのバリエーションメニューの紹介だ。
・・缶詰って結構可能性に富んだ保存食なんだと括目させられた。
Bar Owner’s Special
1、シカ肉大和煮缶に酒をタップリと注ぎガスレンジの弱火で温める。
2、ジャガイモの一口大をレンジでチン。その後オリーブオイルで炒め、塩コショウ。
3、土鍋or鉄鍋に1と2を全部入れて辛味を加える。土鍋は俺の大好きなサンバル。だけど一味、七味、鷹の爪をタップリでもいい。
・鉄鍋はキムチだ。ベースは土鍋版と同じだが、ジャガイモと一緒にキムチをニンニクとショウガで炒め合わせるのが肝だ。こちらは酒の汁気を飛ばすのがコツとのことだ。
4、上にとろけるチーズを乗せて、刻みねぎをタップリ盛る。蓋をしてそのまま弱火で2,3分。出来上がりだ!鉄鍋はジャガイモとチーズの焦げ感が最高。
訊くに特別な材料でも特殊な料理法でもない。ご家庭にあるものでできる。そして美味い。
だけどやっぱり決め手は「器」だな。鍋と蓋の組み合わせだ。あけてホワッと湯気が立ち昇るのが実にうれしい。(缶詰を鍋がわりにして喰らうのも大好きだが、バリエーションが限られる。)
酒もちょっと選んでみた。鉄鍋にはブラックニッカの復刻版に角の復刻版だ。懐かしの43度だ。土鍋にはすでに終売となってしまったニッカG&Gを合わせてみた。特別感がいっぱいだ。
大和煮缶は牛も馬も鯨もあるが、自分で獲ったモノにはことのほか何かがある。酒もちょっとストーリー性なんかあってあわせてみるのもBarならではの一興と思う。
街場のBarで猟野の風が感じられるのは楽しい。
服部文祥氏の「サバイバル登山入門」だ。
2014年の初版なのに、気づいたのは今年になってからだった。知らなかった~。
タイトルに登山入門となっているが、獲る・食べるが中心で、その為の技術や装備、考え方などが網羅されており狩猟について多くの紙面が割かれている。
これから狩猟を。または始めてみました。の方には特にお勧めと思う。著者は本格派の山ヤでクライマー(エベレストより難しいとされる「K2」登頂者だ)、そこからハンターとなっているので装備は厳選されている。言うなれば実戦を経たモノばかりだ。
そして「出来るだけ少なく。」をコンセプトにしているので主に冬山での活動となる北海道ハンターにはヒントが多いと思う。必ずや参考となるはずだ。
画像やイラストが多く理解しやすい。
狩猟関連本は日本では本当に少ない。・・・「売れない。」と言い換えてもいいのかもしれない。良い本も続々絶版となっている。狩猟者が少なくなったし、つい最近まで狩猟は不当に差別や偏見の対象だったような気がする。
潮目が変わったのが久保俊治氏の著書「羆撃ち」からだと思う。狩猟者数の激減が緩和したのと軌を一にする。
体験に恵まれる者で、表現力や発信力にも恵まれる者は本当に稀有だ。これからの狩猟者に期待したい。
(本書「サバイバル登山入門」。何故か本屋さんのジャンル分けではアウトドアコーナーや山コーナーではなく「ガイドブック」のコーナーにあった。・・・どうりで3年間気づかなかったわけだ・・・。)
ご同輩であるなら白滝村「白楊舎」の鹿肉缶詰をご存じだろう。
獲った鹿肉を宅急便で送ると、指定の味付けで缶詰にして送り返してくれる。
1頭分だとだいたい170缶(24缶入り一箱で7箱)位になって戻ってくる。そして何のラベルも貼られていない無垢の缶詰はなんかスペシャルっぽくてなかなかに壮観だ。
缶詰の味は大和煮、味噌煮、カレー味の3種から選べる。
自分は大和煮がいい。そのまま食して良し。一人鍋で良し。料理のベースで良しと守備範囲が結構広い。日ハム陽 岱鋼並みだ。(Gの陽じゃないゾ!日ハムの陽だ!)
禁猟期の酒のアテにいいかと思い、件のBarに届けておいたりした。
すると早速出た!Owner’s Specialだ。
缶詰の面影を微塵も出さずに、エスニック感たっぷりの南国風味鍋だ。
大和煮の出汁と異国の辛味がベストマッチでスタイリッシュな一品に仕上がっている。
大和煮缶に日本酒、玉ねぎ、そしてサンバルに刻み葱だ。他にもなんか言ってたが酒が進んで覚えていない。美味いことだけは覚えてる。
そしてこの缶詰。自宅で男の一人鍋なんかにするとわびしさ感がつのってかなりイイ。
朝から大雪だったり吹雪いてたりすると雰囲気はかなり盛り上がる。鹿肉缶を開ける。酒と生姜を入れてそのまま火にかける。(白菜なんかあるとさらにイイ。)煮立ったらネギを盛って、鷹の爪を放して出来上がりだ。安いカップ酒の熱々燗と相性がいい。四分六の焼酎お湯割りもいいぞ。
・・・ご家族のある方は注意いただきたい。出来上がった瞬間に四方八方から箸が飛び込んできてあっという間になくなる・・・。
自分専用の缶詰! 白滝村「白楊舎」だ。
(・・どうだ!?狩猟やってみないか?)
そうだ! 誰か鴨猟、エゾライチョウやっていないか?鳥猟の原稿ちょう~だ~い!
年末に獲ったピン仔がおせち料理となって帰って来た。
三段重すべてがシカ肉だ。
一の重、モモ肉と背ロースのロースト二種。鹿肉大和煮オムレツ(サンバル仕立て。)
二の重、モモ肉とジャガイモ・インゲンのイタリアン。(パルメザンチーズでグラタン風。)
三の重、前脚のつみれ。(レンコン・豆腐・長ネギ・生姜etcを加え和風仕立て。)
おかげで今年も正月から我が家は大盛り上がりで、一家の親父としても楽しい新年となった。
一の重は、ワサビにカラシにショウガ醤油、柚子胡椒で家族で取りあいになる程だ。
二の重はオーブントースターでチーズに焦げ目がつくほどに焼き上げて、タバスコだ!
三の重はハンバーグとしてオリーブオイルと胡麻油の二種で焼き上げ、塩コショーだ。そして肉団子でもいい、生姜がガッツリ効いているので醤油汁の雑煮で絶品。レンコンの食感が抜群だ!
いい新年が迎えられた。
Bar Ownerに家族からもスペシャル感謝だ。(一樹ありがとう~!)
・・・おせち鹿肉三昧も3年目だ。いつの間にか三段重箱も三揃いになってしまった。
こうなれば来年は九段か~!? 新メニューでコンフィなんかもいいな。そういうことで店主!ちょっと早いけど今年の年末もヨロシク!
・・・獲る。喰らう。そして生かされている。 いい一年の始まりとなった。
(若い衆!鉄砲始めるなら早い方がいいぞ。)
新年あけましておめでとうございます。
穏やかな新年を迎えられたことと拝察いたします。
今年の一年も、各位の家内安全そして健康でありますことを心より祈念いたします。
人生、この二つが揃っていれば、他はオマケかと思います。
良い一年となりますよう!今年もよろしくお願い申し上げます。
白石厚別部会 役員一同。
写真左から「射撃錬成」「机上講習会」「牧場有害対策」(提供:ティーズクラフト)
ベテラン・中堅・若手とバランスが取れた狩猟者集団だ。
執行部には人格者が揃っている。そして社会的手続きや手順に多くの見識、経験を兼ね備えた事務方の存在は羨ましい限りだ。
社員(NPOなので会員ではなく社員となるそうだ。)も皆、常識人ばかりで冷静で客観的な視点と合理的な考え方で組織を捉えている。
巷、団体となるとありがちな、きわめて私的な名誉欲や権力欲といった卑しいものに執着する浅ましい輩が出てくる。そんなのに限って能力は???だ。そして更にそんなのにつるんだり、ぶら下がろうとする下衆も出てくる。
…一般のフロアのメンバーにとってはたまったもんじゃない・・・・不幸の二乗三乗だ。
新団体「NPO 北海道自然保護狩猟者連盟(略称:HRC)」・・・ジャイアンやスネ夫、ゴリライモみたいな低俗なのは一人もいない。
法人として様々な社会的要請にこたえられる組織となっている。
組織力、機動力、人材力に申し分のない陣容となっており新たな知見と実績を持つ自然保護団体として、そのプレゼンスを十二分に発揮するものと思われる。正に真っ当な狩猟者集団として今後の活躍が期待される。
同会によると今後ホームページを開設し、積極的な情報開示を行うとともに会員募集なども行うとのことだ。(狩猟税が免除になるのは魅力だ!)
「法人格を持つ狩猟者団体。」部会としても運営に参考となるところが多いと思う、勉強させてもらおうと思う。
また、北海道の地で同じ狩猟者登録を持つ者としてその活躍と発展を見守っていきたい。
これまでそれほど登板機会のなかったタイヤチェーン。今年は12月から早々と出番が来た。
例年だと装着が面倒で未装着で突っ込めるところまで突っ込んで、そこからはスキーなんだけど今期は記録的な大雪のせいで鹿フェンスの随分手前からチェーン装着しないと入っていけない。
いや~やっぱりタイヤチェーンいいは!自分のはタイヤサイズがデカいので除雪車用でコマがデカイこともあり無敵だ。雪だろうがマッドだろうがどこまでもいけそうな感じだ。おかげで「流し」の一日になってしまった。(クセになりそう~♪)
だけど楽した分のツケはしっかり払わされた・・・。
ピンコ2頭との出会いがあったけど、降車して距離を詰める間に走られた。
ボルトで2連射。マグレで2頭とも当たった・・・。しかしながら両方とも半矢。
長い一日の始まりとなった・・・。
谷底へ走り込んだほうが致命傷とみて血を追った。切れ込んだ深い谷底まで下りて沢で止めた。そして回収は当然登り返しだ・・・・。一歩一歩ピッケルを打ち込みながら喘いだ。肉体的にコテンパンにされた。
次に山へ向かった方を追った。山・谷・沢を幾つ超えただろう…。こちらは日没でゲームオーバー。精神的にかなりやられた感いっぱいとなった。
現場でもうヘロヘロ状態。
家に辿りついた時、しばらく車から降りられなかった。
タイヤチェーンから始まったたった一日の出来事なのに、永い長い一日だった。
今日は朝から体の動きが少し変だ。ギクシャクしている。ロボコップのような動きで家族に笑いを提供している。
家庭円満だ。どうだ、羨ましいだろう!・・・。トホホ~。
(ピンコの半身をいつものBarに届けた。おせち料理鹿肉三昧三段重。今年はどんなんかなあ~!?)
たまたま法曹界に友人がいる。例の「司法制度改革」前に弁護士登録を完了した優秀な弁護士だ。
折角だったので、警官による職務質問と車内検索について見解を問うた。
興味深い回答だった。
=職務質問には客観的根拠が要件として求められる。大まかに言えば正に犯罪を犯した者か、犯罪の事実を知っているか、の2点が明らかな対象者に対して行え得る行為だ。
誰彼なく突然に警察官の気分で行え得るものではない。ましてこれは任意だ。当然拒否できる。しかし善良な市民にとって「拒否」という言葉はとても強く使いづらい。警官はこれをうまく利用する。「拒否するのか?何か都合の悪いことでも?」そして極めつけは「協力してくださいよ。」とも付け加える。これは言葉のレトリックだ。職質や車内検索に応じなければ「警察業務を拒否する。」「警察への協力を拒否する。」というネガティブな意識をまずは市民側に負わせ刷り込む手法だ。(嫌な時は「承服できかねる。」で応ずるのがいいんだけどな。だけど一般人に出来るかなあ~!?)
警官と言えども赤の他人だ。善良な市民にとって身に覚えのない職質に応える義務は無いし、もちろん車内検索など論外だ。何の理由もなく個人のプライベート空間やプライバシイーに係ることを検索することなど許されることではない。
いい例として先日芸能界引退した俳優の成宮がそうだ。他人にセクシャリティーな部分まで覗かれることが嫌で引退したよな。もし職質で車にエロ本積んでたとしたらどうだ?そういうことだ。
協力という言葉にもだまされるな! 協力の言葉の意味は、「互いに力を合わせ、事を成し遂げること。」を言うが、職質の「協力」を真に受けて、その先にあるのは自分にとっての不利益の可能性だけだ。利益は無い。自らが検挙されることだけの可能性に協力してどうすんだ?それは協力とは言わないよな。職質の際の警官の最終目的は検挙だ。場合によってはレンチ1本だって凶器認定しかねないからな。引っ張られて取り調べ、調書取られてアレヨアレヨで最終的には起訴猶予だろう。これも気を付けろ!起訴猶予は無罪放免じゃないからな「前歴」として残るからな。もし引っ張られたら金はかかるけど、絶対弁護士立てて「嫌疑なし!不起訴。」にしないと一生残る傷負うぞ。=
=最後に「ま、なんかあったら余計な事しゃべらずにすぐに電話してこい。そん時はレモンチューハイでいいぞ!いややっぱりカミユにしとくは!」=
勉強になった~。
今まで法律や弁護士とかあんまり身近に感じてなかったけど、「今そこにある危機」は十分に自覚できた。この日、かなり飲んだけどちっとも酔わなかった・・・。
先般、猟友から報告があった。「車で走行中にいきなりパトカーから停車を命ぜられ職務質問を受けた。」とのことだった。
猟友の車にはリアにネットバスケットをつけていたこともあって、警官の第一声も「ハンターでしょ!」から職質が始まり、車内捜索までされてカーペットも捲るほどの徹底した検索だったとのこと。「何も出なかったからよかったけど、気持ち悪かった。」との感想。
各位、気を付けられたい!猟場以外で車を使うときに職質を受け車内捜索でカッターナイフ1本車に有っただけで面倒なことになる。(ネットで調べてみるとマグライトが鈍器認定されたり、スクーターにドライバー1本で引っ張られたり・・・。めちゃくちゃだ。)
上記の詳細と、職質の法的根拠や対応に関し本HPの会員限定ページに掲載した。
警官にノルマは無いと言われているが、「目標」はあるらしい。出世のためには昇任試験の他に「検挙実績」なるものがあるとのことだ。そんなもんのために引っ張られてはかなわない。
(日々治安維持に活躍されている警察官には敬意を表する。しかしながら、わざわざ罪を作るような行政手法には全く共感できないし警察への信頼を損なうことにもつながりかねないと考える。)
各位におかれては勉強をお願いしたい。
職務質問とは?
警察官職務執行法とは?
任意・否認とは?
起訴・起訴猶予・不起訴とは?
当番弁護士という制度とは?
今やネット時代だ。充分なる情報収集と万が一の時の為の勉強は手軽になっている。
上記の報告を自分の身に置き換えて考えてもらいたい。
昨年の同じ時期、11月に山の中でライターを落とした・・・。
ZIPPOのライターだ。
1995年のライターで、たまたま失くすことなく長年愛用していたモノだ。
いろんなライターを持っていたが失くさずにいたのはこれだけだった・・・。
自分的にはモノに過度に執着したり拘ったりしないようにしている。これは失くしたり壊したりした時に余計なリスクにつながりかねないからだ。
探したりすることで時間や場所的な何かの危険を招いたり、心理的にどこかで験を担いだりすることからストレスとなったりでろくなことがないと思っている。
そんなことで件のZIPPOを失くした時もすぐに新しいものを買った。一番安いやつだ。
だけどいつもどこかで「代替品だよな~。」とは思っていた。(拘っていなくとも、愛着はあるもんだ。)
先週、携帯が鳴った。大先輩の猟友からだ。驚きの電話だった。
「去年、ライター失くしたと言ってたよな!確かひも付きのZIPPOだったな。拾ったから取りに来い!」
「えっえっえ~~???」だ。
失くしたのは山奥も奥、その奥だ。しかも昨年の話だ・・・。
自分の中では完全な奇跡だと思っている。絶対にありえない・・・。だけど確かに手元に戻ってきた。(写真中央 ちょっと中に錆が入った程度だ。紐はキレてた。)
自分は御守りも持たないし、験も担がないし、ジンクスも持たない。だけど今期は「ちょっと何かあるかもしれない!?」と思い始めた。前回は1㎝の小枝に当てて初の跳弾だし、何かいいことがあるかもしれない。(いつもポジティブ!前向きだ。)
「験担ぎはしない。」と言っておきながらも今日宝くじを買ってしまった・・・年末ジャンボだ。ハズレとなれば心理的にリセットできるなと思っている。どうかハズレてほしい。(正直に言おう!なんだか当たりそうな気がしている。連番10枚バラ10枚。そして大通りチャンスセンターという念の入れようだ。フフフ。)