先月たまたま仕事で機会が有って根室方面に出向いた。
国後島、択捉島、色丹島を巡る船があり、乗ってみた。
折角だったので各島の「山めぐり」と思い、3島の地元のハンターと一緒に山入りしてみた。
(方言がきつく、コミュニケーションをとるのに難儀した。何弁かは不明だったが、それでも何とか話しかけてみた。)
聞くに鹿が全く居ないとのことだ。獣猟としてはヒグマ、そしてこれがかなりデカくて過去のレコードで700㎏が最大とのこと。
ま~、さもありなん。国後島の面積は沖縄本島よりデカく、人口は8千人弱。択捉島は鳥取県に匹敵し人口は6千人弱。色丹島は徳之島と同じ面積で人口は3千人弱。しかも各島街場以外はほとんどが自然保護区指定だ。
社会資本整備も街場が中心で、人口も行政サービスも特定した場所に集中したシステムがとられていた。ある意味効率的で自然がより多く残される手法かもしれない。
温泉もよかった~。自然河川が温泉で、「完全な源泉かけ流し」だ。しかも無料!(沸騰水の河川と冷泉河川の混じり合った滝の上部が湯船になっている。)
今後、新しい猟場として是非考えていきたい。
・・・ただ、何故かハンター向け道発行の鳥獣保護区一覧に当該地域の記載がない。漏れているようだ。何かの機会に指摘しておこうと思う。
*船は残念ながら定期便ではなくて、春から秋にかけて時々運航するだけのミステリアスな船だ。
(切符も旅行会社では取り扱っていない。東京方面のなにやら「カンテー」というところだった。)
今年も北海道からサハリンへ定期フェリーが就航している。(間宮林蔵の時代は帆掛け船だったけど、今やウォータージェットだ。)
9月19日までの期間だが夏の間はほぼ毎日の運航だ。稚内港からコルサコフ港まで僅か4時間とのことだ。
銃の持ち出しには経産局の輸出許可と領事館の翻訳証明などちょっとメンドイけど海外ハンティングではそれも致し方ない。だけどその苦労は報われるはずだ。
ゲームが多彩だ。ヒグマ、蝦夷雷鳥、ヒシクイに雁、、、
北海道のすぐお隣に魅力的なフィールドが展開している。サハリンと北海道の面積はほぼ同じ、しかし人口は10分の一以下だ。お国柄もあってインフラ整備なる言葉からもかなりの距離感がある地域で、本当のウイルダネスが残る。
さすがに「行きゃあ獲れる。」とはいかないだろうけど、経験を積みたいと考えるハンターにとっては絶好のステージと思う。
試してみないか?ロシア極東サハリン。
・・だけど切符は片道でもいいかも知れない・・・・。幸運を祈る。
自分が猟に出かけるときに使う車はかなり古い四駆だ。30年前の昭和の車だ。
当然CDなどは世の中になかった。カセットテープだ。(さすがに8トラじゃないぞ。)
時代は「ラジカセ」「ソニーのウォークマン」「メタルテープ対応」、「Hi-Fi」「ドルビー回路」「一発頭出し機能」とかの言葉が盛んに喧伝されていた時代だ。
平成生まれには何の話か分からないと思う。理解の外だろう。
世にCDが出始めたころ、自宅にあったカセットテープがいつの間にかカミさんに全部処分されてしまった。なぜなら家族は俺の四駆に乗ったことがほとんどなかったからだ。
そんなことで永らく車で音楽を聴く機会から遠ざかっていた。
・・今日、見つけた! ミュージックテープだ。(これも今ではシ語だな。)
道北のある町のホームセンター。佇まいは荒物屋といったほうがいいか、そこのレジ横に大量にあった。ラベルは日に焼けて一部かすんでいたが、すべてセロハンで包まれた新品だ。ラインナップのタイトルも時代めく「ビッグスター シリーズ」となっている。40年前と思われるヒット曲の数々。あまりに懐かしく、そしてうれしくて買ってしまった。
アグネスチャンのデビュー曲に天地真理・・かぐや姫にチューリップ、、、タイムスリップだ。
しばらくは長距離移動が苦にならないかと思う。
もちろん猟期だっていい。アグネスチャンの「草原の輝き」なんかBGMにして流しだ! 今から楽しみだ。
縁が有って小屋開きのお手伝いをさせていただいた。
早朝集合なので札幌から前日出て、山の集合場所で車中泊だった。
現場は日高の山奥も奥。ま~遠かった。普段車は侵入できないが、小屋開き事業として許可を得て作業機械に人員搬送で数台で入った。車でも3時間近くかかった。
(通常は車両通行不可なので登山者は小屋まで5時間から6時間かけての歩きルートとなっている。)
作業は、
・小屋の保守点検、整備。
・取水と小屋までの導水ラインの設置。
・トイレ整備。
・渡渉点でのエスケープルートの開削とロープ設置。
渡渉点でのエスケープルートの担当となった。渇水期なら問題ないポイントだが、降雨増水となれば下山が全く不能となる渓相で、高巻しか選択肢がない。しかしながら高度があり斜度がきつく斜面も腐葉土で足が効かない。ロープ設置が肝だった。クマザサを掴みながら片手で鍬をふるってのルート工作だった。終日雨の中での作業だった・・・。
しばらくぶりにビビりの感触を味わった。街場では絶対にない緊張感だった。
だけど、残雪に水量豊富な清流、そして新緑は心豊かなひと時でもあった。
ま、なんにしても無事でよかった~・・・。
(残雪にデカイ鹿の跡があった。だけど冬にここへは無理無理。見ないことにした。)
今やBarの冷凍庫は自分のストッカーになった。
仕事に追われ、本当に久しぶりに顔を出した。
扉を押しながら「おう!おはよう。」(ススキノは夜でもおはようから始まる。)
・・・十年一日の挨拶だ。
Ownerは返事の代わりに「ちょっといい感じの二皿用意できます。待っててください。」と厨房に引っ込んだ。
出た!!
・ロースのたたき 白髪葱・針生姜載せ・ポン酢仕立て。
ビックリするほどうまい!あっさり爽やかで清酒の冷やがめっぽう合う!秋鹿の純米だ。抜群の相性だ。いっくらでも飲めそうな一皿だ。
・ロースたたきにとろろ芋とキャビアに山わさび載せ。
すっげ~ウマイ。言葉を失った。冷やも間違いないがウオッカもいい。
シカ肉と魚卵が合うとは思わなかった。とろろと山わさびが最高。(Ownerはイクラの醤油漬けでも合わせてみたいと言っていた。)
旨すぎて腰が抜けた。・・ウオッカのせいじゃないぞ。
ハンターで良かった~!としみじみ思った。
そして天才料理人(本来はBarmanでOwner)との出会い。超ラッキーなハンター人生だ。
狩猟始めてみないか?
今週ちょっと稚内に出向いた。
車で行ったわけだが、街に入るなり目を疑った。
街外れとはいえ、市内だ。そして国道沿いだ。
公園に、住宅の玄関脇に、工場敷地内にとシカが群れている。
驚いたのは公園だ。遊具で子供たちが普通に遊び、犬のお散歩の市民がそこかしこに居る。
子供たちはまるで鹿が目に入らないような振る舞いだ。無視というより「何の興味もない。」といった風情だ。犬のお散歩もそうだ。全く犬が反応しない。飼い主とじゃれている。
・・・鹿も鹿だ。人間に、子供に、車にまったく反応しない。
試しに鹿のすぐ近くに車を横付けしてみたがそっぽ向かれただけで逃げようともしない。
数年前まで稚内市外の牧草地ではよく見かけた。
しかし、今や市街地だ。公園だ。市役所だ。住宅の前庭だ。
なんだか・・・鉄砲持って、早起きして、燃料焚いて遠くまで出向いていることにちょっと理不尽さを感じ始めてしまった。「公園までお散歩して、石持ってゴン。」でいいような気がしてきた。
狩猟ってなんだっけ??
道東在住の猟師「久保俊治」氏のプロとしての生き方が掘り下げられて放映される。
ノンフィクション「羆撃ち(KUMAUCHI)」の著者である。
同番組は「誰もが認める、その道のプロ。いつの時代に有っても常に挑戦者であり修羅場をくぐり、自分の生き方に確固とした「流儀」をもっている仕事人の紹介。」をコンセプトにしている。
ま、平たく言えばその世界での頑固者の紹介ともいえるかと思う。今は少なくなった・・・。
狩猟の世界はなかなかTVカメラと縁がない。しかしそこにNHKだ。ドキュメンタリーだ。CMなしの50分間。充分期待していいと思う。
久保氏とは数年前に猟友会主催のフォーラムでご縁をいただいた。講師としてお越しいただいた。しゃべり言葉を紡ぐことに慣れていない感じだったが、その存在感は強烈なオーラを発していたように思う。多分TV画面からも絶対に伝わるものと思う。
何年か前に「情熱大陸」という番組に出演されていた。その時も画面から圧を感じた。
4月17日NHK総合TV 午後10:25分からの放送だ。是非ご覧いただきたい。
(本件、更なる詳報があれば加筆していきたい。)
=4月18日情報!=
有料だが見逃した方に視聴のチャンスがある。NHKの専用ホームページでオンデマンドだ。
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017077447SC000/?spg=P200800006600000
引退する大先輩からいただいた鹿肉生ハム。
いつものBarにキープしてある。
Barオーナーがヒト工夫して出してくれた。
クリームチーズをベースにしたディップと玉ねぎのスライス。そしてロシアの黒パン「ボロジンスキー」のトースト。
黒パンにディップを塗り、オニオンスライスを盛る。そして鹿肉生ハムを載せ粗挽き胡椒を振る。オープンサンドの出来上がりだ。
ライ麦の黒パンがディップもトッピングも生ハムも完全に受け止めてタダモノデハない逸品に仕上げてしまった。ちょっとのトースト感が更に食感を際立たせる。
生ハムの塩加減が絶妙だ。前回の生ハムはモモ肉だったが今回のはロース。筋が無いので歯触りも良く食べやすい、オープンサンドにはベストマッチ!
生ハム・・・まだちょびっと残してある。
製造者である先輩を誘って飲みに行こうかと思う。
冷えたウオトカのストレートを合わせてじっくり行きたい。
この間の猟果、ソーセージに出さずに生ハムに挑戦してみようかな?
作り方を伝授頂こうっと!
尊敬する人生の大先輩の猟友が鉄砲を置くことにした。
強く慰留したが次期猟期前にすべて返納すると言っている。
寂しくなる。
人格者で、猟友会関係以外でも多くの公職に付き多方面から信頼され当てにされ、そしてそれらに応えられてきた方だ。・・・あまりに惜しい。
鉄砲を置く理由は年齢と健康面とのことだ。
元気なうちに家族に迷惑かけることなく身ぎれいに、と言っていた。すべての役職からも降りた。男として見事な考えと処し方だ。分かっていてもなかなかできることじゃない。
見習いたいものだ。
巷、適性も能力も全く無く、何も出来ないのにそんなのに限って「役」「肩書き」に執着し、ぶら下がり、一度手にしたら放さないといったみっともない輩が多い。一方で「男の作法」を知り実践する侍がいる。良き先輩と知り合えたことに感謝だ。
そして「鉄砲は置くけど、猟には出たい。」と言っていた。来期からは運転手としてご一緒頂こうと思う。まだまだいろんなことをお話したい。
先週、その先輩ハンター最後の獲物のおすそ分けをいただいた。今期のシカ肉生ハムだ。
いつものBarでちょっといい酒で頂いた。 実にウマイ生ハムだった。Barのオーナーも絶賛だった。塩梅が絶妙で最高の出来映えだ。
けど、ちょっとのほろ苦さもあった。
一人だけのBarで喪失感とあまり遠くない自分の将来と仕舞い方を重ねていた、、、、。
厳寒の北の国への出張は結構面倒だが、楽しみもある。
女子バイアスロンワールドカップの中継だ。
これまでも何度か紹介してきたが今シーズンも視聴することができた。
日本でなぜ中継しないのか不思議だ。確かに選手としての日本勢の結果は毎年かなり不本意でいつまでたっても振るわない・・・。どんけつ争いみたいな感がある。「自衛隊!本職だろ。頑張れ。」だ。
ま、そんなことはどうでもいい。
まずは写真を見ていただきたい。今年も美形ばかりの選手が勢ぞろいだ。ハズレ無し!だ。
「シャーロット ケイトフォックスが団体で居る。」そんな感じだ。
あ~、今気づいた。なぜ日本で中継しないのか・・・。
競技結果だけじゃないな・・・。な~るほど。仕方ないな・・・あまりに・・・。
・・認めざるを得ない、、不都合な真実を。
試しにそんな視点で男子バイアスロンも視てみた。
(写真は無いが)こちらもハズレ無しで構成されている。う~ん、日本が抱える課題は大きくて深い。
男女ともに表彰台はドイツ、フランス、北欧系。ウクライナ、イタリア、ロシアなんかで占められていた。競技結果というよりは「ルックスの順か?」というほどのビジュアルだった。
夏冬通じて他の競技では日本とヨーロッパのビジュアル感にそれほどの差は感じない。しかしバイアスロンだけは別だ。あまりにレベルが高い。客観的に日本にとって鬼門だと思う。
(解決策はある。スポンサーだ!ジャンプの高梨沙羅には今期から資生堂がついた。その瞬間に大きく変わった。バイアスロンには高○クリニックのスポンサーなんかいいかもしれない)
女子バイアスロン。銃所持にネガティブな風潮が残る日本で何とか知名度を上げてもらいたい。肯定的な理解につながればと願う。