栗山国際で研修会が行われた。クレー大会時の審判と採点に関する人材の養成研修会だ。
ボランティア射手の方にご協力いただき、スキートとトラップ両競技で研修会が行われた。
まあ~、寒かった。朝が早いとはいえ5月とは思えない気温だった。ハウスの中ではストーブがたかれラウンドが終わる度にハウスに避難。そんな感じだった。
今年から全道大会が休止になった。それまで「猟友会ルール」なるローカルルールでレフェリーと採点が行われていたが今後はスタンダードなクレー射撃(射場)のルールとなる。とは言っても趣味の会の「猟友会」の射撃会である。
これからは初心者が参加しやすく、ベテランも楽しい親睦射撃大会の主旨で競技性を残しつつも「楽しみとしての射撃」を目指して趣味性の高いものとなりそうだ。
「まずは数撃って、当てて、射撃本来の楽しさを味わって。」の趣旨にて支部射撃会が継続されていく。会員のための事業である。多くの会員の参加に期待したい。
前日から気合いが入っていた。
午前3時半に現場集合…今日は絶対に20時には寝るぞ!
逆算すれば1時に起きなければ間に合わない。努力したものの寝たのは23時半…。
睡眠不足は業務に影響があると思いつつ体調管理が出来ず、情けない…。しかし、不思議と緊張感で頭は冴えている。
早めに集合場所のパーキングエリアに入る。気温4度、震えるような寒さの中4時より任務開始。私の班は環境調査員1名、四輪バギーの運転手3名、ハンター2名の合計6名だ。
バギーにて山奥へ行き、指定地で調査員とバギー運転手の護衛。止まっては調査、護衛の繰り返し。
頭の中ではもしもの出没に備える。追い払いにせよ、発砲にせよ、不測の事態があれば一騎打ちの覚悟だ。常に出没に備え、彼らを守る為にはどこに誘導すべきか、またどこから発砲するか…寒さの中、震えながら周りを見渡す。
移動のバギーは「1人乗り。」後部シートは無く、そこに運転手とハンターが無理やり乗る。(原付2ケツ状態)足を置くスペースも無く背中にはリュック、銃が覆いかぶさる。重い…
バギーはいたるところ冠水状態の緩んだ雪道を行く。所どころ倒木で塞がれていたりする…そして登り、下りの繰り返し。バギーのトレッドは狭く悪路の作業道。足の置き場は無いし、背もたれ無し。つかまる所も無い。片側は大河川の本流がゴウゴウと音を立て流れる崖。・・当初歩きだと思っていたので軽装備。風を切る寒さは半端なし。
振り落とされないよう必死で後部のポールに掴まる。だけどポールは細く…悪路では振動がモロに手にくる…痛い。感覚無くなる程。雪解けの泥水も跳ね上がり、冷たい・・。
銃の追い革がズレ、首にかかっても直せない…苦しい。シートは大股を開かないと座れない形状。太ももの筋肉とバランスを取る腹筋がなまら痛い…。
護衛は無事に完了しました。けれど私は…満身創痍。
防除隊員には体力、クマの知識が求められるのは分かっていたけれど、「痛みへの耐力」「泣かない忍耐力」が必要だとは思っていなかった。
かれこれ数日経つのに今だに腕がだるくて仕方ない。「華奢だから仕方ないのかなー!」多分、皆さん納得してくれると思う…。
・・無事に終わり、下山時の開放感はたまらない・・・いつにも増して。湿布の爽快感も、たまらない。(新たな悦びを知ることになった人妻でした~。)
行政の正式な目的名は「生活環境に係る被害防止のため(調査員入林時の護衛)」と結構長いものとなる。当然北海道の許可を得ての活動だ。
今回も、前回と同じ発注者からの依頼により出動となった。
午前03:30集合。04:00現場、日の出とともに活動開始だ。調査地が複数のため二班が編成され四名の投入だった。一班二名はATV(四輪バギー)で原生林の奥地へ。3週間前に自分が投入された同一ルートだ。作業道は雪解けが進み、前回はスノーモービルだったが今回はATVとなった。(かなり大変だったようだ。詳報は別の機会に紹介したい。)
自分は、閉鎖登山道(旧道)ルート沿いの沢筋調査に同行した。ご一緒させていただいたのはベテラン中の大ベテランの大先輩カバチャン(おネエじゃないぞ)。猟歴50年超で春熊駆除の時代にはこのあたりでバンバン熊獲ってた本格派だ。当該地についてはコンサルや調査員より詳しく春熊駆除当時の記憶も鮮やかで沢筋、カッチ、山容、目に見えない裏山まで熟知していた。
実力派の先輩との山入りはとても心強く、そして何気ない一言や立ち居振る舞いが大変勉強になる。(言うなればマンツーマンだ。ありがとうございました。)
お天気が良かった。麗らかな春を感じながら鳥の声に癒され、雪解け水の沢音が心地よく緊張感の中にものんびりとした和やかさがあった。
「こんな護衛もあるんだな。」とちょっとお得気分の朝だった。
これまでの護衛は測地調査が多かった。日の出から日没まで倒木あふれる沢筋の行ったり来たりや、全く人の手が入ったことのないような山中全面藪漕ぎ登下行・・・(一日で3㎏落ちる。かなりハードだ。)
前回に引き続き今回も新たな「護衛」を体験させていただいた。熊も出会わなかったし、無事完了できたし、午後からは仕事に戻れたし、大先輩のお話も聞けた。最高の一日だった。
(実戦経験豊富な先輩はそれだけで実践狩猟読本だ。足・腰・見切り、、ETC。ネットや本を手繰る必要はない。一緒に歩くだけで示唆に富んだ一言が残る。学ぶべきは人からだ!)
山の畑も雪が消え、日に日に緑も濃くなってきた。気温も上がってお日様も元気だ。
一家揃って山の畑に入った。今年度の我が家の食糧計画に基づくTPP対応「食料安全保障プロジェクト」の第一弾だ。
親子3世代の労働力は大したもんで、1~2時間の作業で完了した。
第一弾はじゃがいもの作付だった。
今後、かぼちゃ、大根、とうきび・・・と拡大の予定だ。しかしながらやっぱり脅威は「鹿」だな。
周辺の林、森、藪にはしっかりシカ道がついている。有害鳥獣対策も自前でやらねばならない。今のところネットが有効だが仮にもハンターだ、何とかまとめて仕留めてやりたいと思っている。
食料生産や調達は楽しい!たぶん人間の本能の大事なところにある「喜び」に直結していると思う。そして21世紀になってもやっぱりお天気は神頼みだ。
そんな人間にはどうにもならない世界に触れられるのも楽しい。
4月から9月まで食料生産。10月から3月までは肉調達!生きてる実感がある!
(いつ仕事すんだ??? まっ、いいか。)
4月。早くも護衛業務が実施された。GW中の投入は珍しい。かなり早いスタートだ。
国の事業を請け負ったコンサルさんが、当該地の調査を行うこととなった。
公的な事業であり、調査にはしっかりとした安全対策が求められた。
時期は春熊シーズンのど真ん中、そして対象地区はほとんどが原生林。
ヒグマだって冬眠明けだ、暦も大型連休、親子連れ立って春の陽気の中お散歩ぐらいは楽しんでいいだろう。
そんなことで猟友会に護衛の依頼となった。
今回、陣立てが豪華だった。護衛対象者は「調査員1名」
そこに山岳ガイド兼スノーモービルオペレーターが1名。護衛ハンターが2名。
さらに調査員とハンターの移動のためにスノーモービル3台がオペレーターとともに用意された。(もちろんすべて公的許可の下の編成だ。)
調査員御一方に、6名の要員と4台のスノーモービルだった。
夜明け前集合。調査は夜明けとともに始まった。2ストの甲高い排気音と真っ白な排気煙。4台に7名が分乗し硬雪の作業道を原生林の奥深くへと進出した。
荘厳な渓谷と、残雪を噛み流れる水量豊富な透明度の高い雪解け水。雪の中でじっと春を待つ静かな森は本当に素晴らしいものだった。
調査地には当たり前のように熊の痕跡があった。小熊の跡も取れた。
心から願った。「絶対出てくれるなよ!」「やっと迎えた春だ。」「ここはお前達の場所だ。」「どうか、姿を見せないでくれ。」・・・・
静音が求められる調査のため音による忌避が促せなかった。煙草を無理して吸った・・。携帯灰皿がぱんぱんになった。(今度からは葉巻にしようと思う。)
心配された出没はなく調査は無事終了した。本当に良かった。
今後、この種調査の際はヘアトニックにポマード、オーデコロンたっぷりで出かけるべきと思う。そして葉巻だ。
だけど・・・嫁には何と説明しよう・・・。
絶対に言われそうだ「あんた!どこ行くの?」「山に行く。」「うそ!!」
防除隊員は「一身をなげうって」の気概が求められるが、今後はこれに「家庭でも、」が加わりそうだ。・・・防除隊にはいろんな覚悟がいる・・。
昨年から時々本コーナーで紹介している東京のご夫妻。またまた来札!!3ヶ月に一度は来てるんじゃないだろうか!? キーワードは鹿肉料理だ。メールで写真と感想をお寄せ頂いたので以下ご紹介したい。(中央写真は管理人提供)
=昨夜、行ってきましたー、bar trash。一言で言うと、想像以上でした・・・。いやいや、もう写真を見ては、にやにやしちゃいます。
ふた品頂きました。
ひと品目は、バルサミコと紹興酒で仕上げた、イメージでいうとイタリア系酢豚ならぬ酢鹿。見た目が黒酢の酢豚のようで、最初中華かなと思いました。でも、味は、まさに『イタリア系酢鹿。』
バルサミコならではの濃厚な風味、だからといって濃いんじゃないんです、とても洗練されていて、しかもお肉が感動するほど柔らかい。ごぼうも入っていて、鹿、鹿、ごぼう、という順番で頂くと、いやはや、やめられないとまらない!ものすごくあう! いや、ほんとにとまらない、とめてくれー、で、角ハイでひと呼吸。
そして、また箸が伸びる、の繰り返し、アッと言う間にカミさんとたいらげてしまいました。
そして、もう一品あるとのこと、「今焼いているのでちょっと待って下さいね。」、とオーナーさん。「えー、マジですか~!?」
なんだろう、なんだろう。期待と夢を膨らませ、やってきたのは、あの見覚えのある、たたき風!目の前に置かれたのは、『二種類のお肉のローストディア、おろしショウガ添え。』 「ショウガ!うひょー!」 真ん中にさりげなく緑を配する辺りが心憎いデザイン。
まいりました。マイりました。参りました。 三回言っても物足りない。
やーわーらーかーいー。目をつむっちゃいまして、一口ひと噛み、有り難く頂くひととき。
子鹿であることに、心がちょっとチクリとしつつ、あまりにもイノセントでソフトな口溶けに、本能がうまい、美味い、ありがたいと連呼。ものすごく、時間をかけて頂きました。
幸せでした。
僕もいつか自分で獲って、処理して、料理し、あるいは加工して、自分で酒を飲みながら色々なことを感じながら頂き、そして分る人にふるまう、そんな生活に憧れるし、本気でやりたいと思います!
今すぐではないかもしれませんが、まずは免許の年内取得をめざし、猟というライフスタイルを考えていきたいと思いますので、今後とも沢山のインスピレーションを頂きたいと思いますので、宜しくお願いします!=
(ハンターが増えそうだ。もう一押しだな!:管理人)
今日のネットニュースを何気なく見ていたら衝撃の文字が並んでいた。
「マルタイ業績赤字。」
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=4079015
ご存じ、あの「棒ラーメン」の会社だ。山の食料としてお世話になっている㈱マルタイ。ナントしても頑張ってもらいたい。
ネット上では支援の呼びかけも始まっている。「箱で買う!」「箱で買え!」だ。
自分も最近は山入りの際にも持って出ることが極端に減ったけど、心を入れ替えて常備品・常食にする。
昔は結構良い値段だったけど、今では100円ショップの定番品だ。一袋に2食分。1食\50円だ。
同じく100円ショップでワケギと紅ショウガの小分けパック買ってセットにしておく。そして、昔はコレにパック飯添えてラーメンと一緒に雑炊なんかにしたモンだ。(今はもうそんなに食えない・・・。)
大きな声で言いたい!
写真中央のカロリーに注目だ!!
1食僅かに「218Kcal」!!!
ラーメン一杯で満足感一杯。だけど200kcal
これは時代の要請に完全にかなっている。時代がやっとマルタイに追いついた。
日本からなくすわけにはいかない!ぜひ厚いご支援をお寄せいただきたい。(100円ショップで買うだけ!)よろしく。
あっ、健康食品で売ればいいんだ!ダイエット食品でもいいな!ラーメン一杯200kcal。おにぎり一個分だ!女性やメタボから大絶賛だ!マルタイにメールしよっと!
札幌市からの委託を受け猟友会札幌支部が編成する「ヒグマ防除隊」。今年度の編成が完了し、勉強会と申し合わせ、実弾射撃訓練が開催された。
・市内各所の市民の森巡視。
・箱罠点検整備。
・出没時緊急対応。
・学校関係、児童登下校護衛。
・罠設置と定期巡回・・・等々。
ここ数年、出動回数が多くなっている。うかつなクマが増えていることと、それに伴い出没情報の提供が増加していることなどが原因だろう。
防除隊は出動要請があれば即時に派遣される。一班四名編成だ。そして扱う道具は強力だ。
クマ。「出てくるな。人間に見つかるな。舗装路は人間界の結界だ。近づくな!」
南の小川部会長にいただいたエゾシカ肉ジャーキーだ!
先に開催された「狩猟フォーラム」のために小川部会長がポケットに忍ばせてきていた・・。
「試食コーナーで、もし何か足りなくなるようだったら、、、。」と心配いただき自家製ジャーキーを持込んでいただいていた。(主催者としてその気配りが本当にありがたく、嬉しかった。)
尊敬する大先輩だが祖父のようであり、父の様であり、そして(その経験は無いが)信頼の戦友のような気がする。
試食コーナーは大好評で多くの来場者に立ち寄っていただいた。かろうじて品切れにならずジャーキーの出動には及ばなかった。そしてこの事が自分にとって大きなご褒美として跳ね返ってきた。「試食コーナー大丈夫だったな!良かったな。よかったらこれ持ってきな。俺のお手製なんだ。味見してくれ。」
手にした瞬間に「ただモノではない!」と思った。バキュームパックからして違う。自分が使うご家庭用の半端な真空パックとは比べものにならない力が入ったモノダッタ。多分プロ仕様の業務用と思う。
おウチで晩酌のお供のレベルでない事は直ぐにわかった。Barに持込んでバーボンでいただいた。Barのオーナーが唸った。「これはスゴイ!!直ぐに仕入れたい。紹介してくれ!」だった。
本当に美味かった。厚み・固さ・風味・旨み・・・。最高のジャーキーだった。
店で買うジャーキーが干涸らびたサンダルに思えた。
小川部会長。あれこれ本当にありがとうございました!
狩猟始めてみませんか? 良い縁、良い出会い、良い人生。実に楽しい!
すっかり雪も消えた。
南斜面は完全にぬけて、北斜面と東側にほんの少し残るだけだ。
シカを見つけるのに苦労した。南斜面の木が立ち込む中にじっと止まっているヤツは背景に溶け込んで見つけるのに難儀する。そして本当に用心深い。
この日は3度の出合いと発砲のチャンスをいただいたが獲れたのは1頭だった。
小鹿をいただいた。
・・痩せている。それ故解体も搬出もまったく苦ではなかったが、この時期の小鹿を担ぐといつもちょっと心が重くなる・・。牡鹿のデッカイのを獲ったときはみじんも感じない、不思議な何かだ。
いつものBARで小さな小さな命をいただいた。いただきます。と、ごちそうさま。は良い言葉だなと思った。
今猟期も残すところ僅かだ。なんとか出猟できたらいいなと思っている。年度末と次期の仕事が机にてんこ盛りだ、街場もある意味猟場だ。頑張ろっと!