猟友会 白石厚別部会「ショップ紹介」

これから狩猟を始めてみようようと思われる方は先ずは銃砲店に相談しよう!
資格試験、手続、申請等懇切丁寧に教えてもらえます。
(有資格の会員の皆さんは既に十分ご存じの各店です!)


  • 小宮銃砲火薬店
  • 〒001-0018 札幌市北区北18条西4丁目1番22号
  • TEL (011)726-4245/FAX (011)726-3006
  • 石狩銃砲火薬店
  • 〒065-0019 札幌市東区北19条東5丁目2番2号
  • TEL (011)741-6211/FAX (011)741-6212
  • うすき銃砲火薬店
  • 〒060-0054 札幌市中央区南4条東2丁目20番地
  • TEL (011)281-0375/FAX (011)281-0243

ヨーロッパやアメリカと違い、狩猟用品をそろえるのに一苦労するのが日本ですね。流用や手作り、インターネット通販なんかでしのいでますが、やっぱり「見栄えがね~。」「サイズがね~。」といった問題もあります。札幌近郊ですが少しご紹介します。


  • 秀岳荘
  • 頭のてっぺんから足先まですべて揃う! そしてゾンメルスキーはココだけ!
  • 本店:〒001-0012 札幌市北区北12条西3丁目
  • TEL (011)726-1235/FAX (011)746-4515
  • 白石店:〒003-0026 札幌市白石区本通1丁目南2
  • TEL (011)860-1111/FAX (011)860-1155
  • 仕事用品店「プロノ」
    (ハミューレ株式会社)
  • 安くて・品数豊富・デザイン性も高く・全道展開で店舗も多い!白厚部会としては一番近い「プロノ南郷店」がお勧めだ。
  • プロノ南郷店:〒003-0023 札幌市白石区南郷通4丁目北2−5
  • TEL (011)862-2744
  • 免許取って、鉄砲買って、ロッカー揃えたら予算が尽きた!」そんな時でも大丈夫。豊富な商品群で安くて丈夫でかっこいい!ネットで検索してもお店に行っても「ほ~!」だ。
  • 多 釣具店(おお つりぐてん 旧名:多 銃砲火薬釣具店)   たいへん残念ながらH25年1月閉店
  • 〒066-0064 千歳市錦町2丁目14番地(国道36号と駅前通の交差点のトコ)
  • TEL/FAX (0123)23-4504
  • この店舗の看板を目にした時、もの凄いビックリした。「時空間を飛び越えた」ような気がした。タイムワープとはこういうことだろうかと思ったものだ。そして「実在したんだ!。本当にあった・・。」だった。
    名著「熊撃ち」。吉村昭著によりノンフィクションとして昭和45~46年代に発表され、昭和54年に短編7編の単行本として纏められた。その第二話に実名で店主、店舗が登場し店主は主人公での登場だった。本文の一節に「昭和四十一年に二空団退官、その後銃砲店開業・・。」とある。1966年の開業だ。

    何故かかなり緊張しながら、店の引き戸を開けお邪魔した。(もしかすると、昔ながらの気難しい鉄砲屋の親爺だったらどうしよう・・とか思いながら。)ところがぜんぜん違って、明るくにこやかに「いらっしゃ~い!」だった。
    店長の野田さんに少しお話をお伺いした。「小説の主人公の先代はもうずいぶん前に亡くなって、小説「羆撃ち」を知っている方も最近は珍しくなった。千歳の猟友会も全盛期は250人位いたけど、今じゃ70人そこそこだ。店も火薬商の免許を返上して今は空気銃と釣り具がメインなんだ。」

    お店を拝見させていただいた。そこには真正な昭和の銃砲店があった。お店の外観。店舗内部。商品ケース、壁一面のカレンダーや古い銃メーカーのポスター。そして貴重な昭和のガンケース等々。
    村田やグリナーが並んでるんじゃないかとさえ思わせる懐かしいほっとするお店だ。
    今では作ろうと思っても絶対に作れない「充満する昭和の空気」が濃厚な店内だ。
    すべての佇まいが素晴らしい。「時間とは、時代とは、世代とは・・。」を一瞬に語りかけてくるような素晴らしいお店だ。なんとしても永くこの佇まいを残していただきたいなと心から願った。

    昭和の散弾銃用ソフトケースを一本購入させていただいた。素材もデザインもまるで昭和!そしてなんと!お値段も昭和のままだった。もちろん消費税もナシ。そんなことある?(アンティークとして絶対プレミアもんと思ったけど、掘り出しモンをいただいた。)

      まだまだ掘り出しもんがありそうだ。ちょくちょく寄らせていただこうと思っている。
  • 沙弥靴底縫工業所
  • 〒060-0063 札幌市中央区南3西7-7
  • TEL (011)241-0031
  • ベテランハンターならすでに御存じの「沙弥靴底縫工業所」(通称:しゃみ靴店)
     いい仕事です。完璧です。これぞ本物の職人の店です。
     戦後すぐに初代が店を始め今年で創業67年。現在は二代目さんが後を継ぎ、確かな技術と職人の仕事がしっかり継承され、更に時代に合わせてレベルアップ。もはや極めの域だ。
    (機械もスゴイ。昭和8年製に33年製、ドイツ製まである。全部現役)

    この店にたどり着くまでずいぶんと遠回りした。ラジオやTVで紹介された店に行って大事なブーツが使いモンにならなくなったり、お気に入りが別モンになっちゃたり、と残念な経験をしてきたが、もう心配ない!

     しゃみ靴店!いい仕事です!
     写真のブーツはリーガル正規店で購入する時に「ソールの張り替えはできません。」とハッキリ言われた。(しかし全く気にならなかった。俺には「しゃみ」がある。)同じブーツ2足持っているが、2足ともしゃみさんで張り替えた。

     ここしばらくは仕事用も狩猟用も新品の靴を買っていない。これからも必要なさそうである。お気に入りを永く使って行けそうだ。
    (職人さんから一言、「持ってくるときはちょっとだけブラシ掛けてから持ってきてねえ~。」)
  • (有)定山渓オートサービス
  • 猟友会の若手ハンターなら知っている。紹介してもらうとよい!
  • 〒061-2301 札幌市南区定山渓温泉町東1丁目45-3
  • 整備屋さんを紹介したい。ホンマモンの技術屋だ。
    自分も小学生のころからバイクに乗り、車も360㏄の時代から10数台の車歴がある。当然できることは何でもやった。仕事が忙しくなってからはほとんど手をかけることができず代わりに近所の修理屋さんにお願いすることとなった。実のところその出来上がりには都度得心を得ることができず、「まっ、こんなもんか。」と、無理やりの納得だった。

     先月、新しい整備屋さんとの出会いがあった。個人で整備屋を営み、工場もとんでもないところにある。まるで「来てくれるな。」の立地だ。同じ札幌市内ながらも自宅からは片道で1時間以上。会社からでも40分はかかる。だけど出向く価値があった!!

     愛車の四駆の整備をお願いした。旧い古い四駆だ。部品もなかなか出てこない。ニコイチ(2台のいいとこ取りで1台に)を依頼した。サス、ホーシング、ステアリングリンケージ等の下回りの移植一式が含まれる。
     そして、その出来上がりにびっくりの大満足!!
    「実によく目が届く!!熟慮。妥協なし。徹底。」本当うれしい。今年一番の大満足だ。

     リフトで上げてホーシングの動きを検証しペラシャフの干渉を確認、逃がし加工。
     嵩上げバンプストッパーには二重チャンネルと適切な形状デザインでワンオフ。
     各種ブラケット加工も切って足して曲げて、そして取り付けにはぬかりなく緩衝材で細心の工夫。(熱膨張まで考慮した取り付けだ。)いちいち上げたらキリがないくらいプロの仕事が随所にあった。わかる人にはわかる玄人仕事だ。ただのポン付けはただの一か所もない。  手間を惜しまず、技術屋の良心に従い、どこで何に使われる車なのかをしっかり理解したうえで手を入れている。ボルト類も必要と思われるところには新たにステンが採用されていた。  

     「Betterである。」と判断したものには躊躇なく取組み、その姿勢には「BESTを求める。」が感じられた。いや~ありがたい。出会いに感謝。

     多くの方にとって残念なことは当該整備屋さん「一見さんお断り。」・・・だ、紹介者が必須だ。誤解のないように付け加えたい。決してタカビーからではない。お客さんが多いわけでもない。値段が高いわけでも社長が頑固だったり偏屈だったりでも全くない。 思うにこの時代、いい仕事をする為には必要なシステムだと思う。(最近、消費者がおかしくなっている。学校ではモンスターペアレント、なんと病院でもモンスターペーシェント・・・戦後の学校教育のせいだ。教員が権利ばかりを声高に叫び義務を無視してきたツケだ。)

    技術屋との関係は信頼関係だ。お客様意識が高い方は大手のディーラーがお勧めだ。技術を売りにする店と、修理サービスを売る店には大きな違いがあるように思う。
    「一見さんお断り!」これはある意味難しい。そして気合と覚悟がいる。オレは支持する!