チョンメック村ヒンスン小学校 用務員さん謹製、手作りオーブンだ。
日本でもドラム缶の焼台は出店屋台などで時折見かける。縦半分にブッタ切って横置き足つきで網がのっかったヤツだ。焼き鳥、ホタテ焼、ツブ焼なんかで活躍している。
こんかいの一品は手が込んでる。
焼台なんかの単純なモンではない。炭を使って遠赤外線に輻射熱、そして温燻、熱燻まで可能なオーブンとなっている。
詳しくは写真で確認いただきたい。
よく考えられていて、細部まで妥協しない作り手の気概が感じられる。(モノ創り日本危うし!)
出品者:チョンメック村 Mr,NIRUNDORN Sakaec
現地で子ブタのローストをいただいた。実に美味だった。炭火ドラム缶オーブン最高である!
札幌支部東部会からの出品だ。
共同猟でご一緒させていただいた際に拝見させていただいた。廃材利用の特注ワンオフとのことだ。
第一印象は「さりげないしょ!」だ。
格納時、ルーフキャリアとの一体感は底板の桁にしか見えない。仮に目に付いたとしても吊り下げるブツを全く想像させない奥ゆかしさを感じさせる。制作者のデリカシーさが滲み出ている一品だ。
「シンプル・簡単操作・便利」も一瞬で理解できる造作となっている。
特許モンだ。
出品者 L・A studio
(写真左:使用しないときはルーフキャリア下に格納されていて、使用時は引っ張り出す。さりげなくフックが溶接されている。写真中央と右:ダブル滑車とハンガーで重くても簡単に引き上げられる。)
白石厚別部会の若手からの投稿だ。仕事場では通称「でかいの!」「デカイ奴!」「ソコの!デカイの!」と呼ばれている。名前で呼ばれることが無いそうだ(ただ背が大きいだけでエライ言われようだ・・・。)
ただ、本当に背が高い。通称は止むを得ないかもしれない・・。
さて、投稿だ。
空薬莢の回収用バッグだ。
本来は上下二連の射撃用かと思う。リロード派にはウレシイグッズだ。もちろん鴨撃ちの様にあまり動かないシーンでも使い勝手はイイ。
投稿者は若いながらもリロード派。資材は米国からインターネットを通じて個人輸入。
今回の紹介品も購入はヨーロッパサイトからネットを通じて直接通販で購入したとのことだ。
「少しでも経済的に趣味を楽しみたい。」「リサイクルでエコも実現したい。」とのことで、若いながらもなかなか見上げたモン。と感心した。しかしながら、「今回の紹介品の値段忘れた!」と、、、、タイした奴なのか、そうでないのか、、、、。う~ん・・・。(だけど使ってる銃はベレッタの682ゴールドEスポーティングの新銃だ。やっぱり大した奴なのかもしれナイ。)
出品者:白厚部会 デカイ奴。
(写真左:腰に装着できる)(写真中央:底部にチャックがあり腰からはずさずに排莢出来る。)
(左:ドイツ製・中:日本製・右:ロシア製)(展開 ロシア製のみ中子無し)(飯盒の蓋で肉野菜炒め。)
猟を始めた頃、山入りには欠かさず持って出たもんだ。
鍋でありヤカンであり食器だった。暖かいモンを飲んだり喰ったりするためには必需品だった。弁当もおにぎりも冬の猟場では一晩越すとカッチカチで全く歯が立たなくなる。飯盒にインスタント味噌汁やスープを作ってよく雑炊にしたもんだ。
サラスパにレトルトカルボナーラでパスタ作ったり、マルタイの棒ラーメンなんかも定番だったな。
今ではほとんど出番がなくなった。日帰り猟でも充分猟果があるし、宿泊まりでも民宿が高くない。
・ドイツ製が一番出来が良いと思う。アルミが厚く、フタも中子も深さがある。
・日本製は大きさが一番GOOD。ガサ張らずそれでいて米ニ合が炊けるしラーメンだって作れる。
・ロシア製、アルミが薄くて一番チャッチィ!だけどコレとの付き合いがなぜか一番長い。(昔のドイツ製のフルコピーだそうだ・・。)
写真右:焼き肉のタレとコンビニのカット野菜(\198)で超簡単でうまい。
「こだわりの装備」に、ついに海外からの投稿だ!
な~んて言ってみたいところだが、実のところロシアのお友達だったりする。
彼のキャンピングカー自慢が今回の投稿だ。
車名は「ジル」。V6の10,000ccフルタイム六輪駆動。元々はロシア地上軍の軍用車だ。このフレーズだけでなにかとてつもないものを感じさせられるが、個人所有だ!
出品者(ロシア極東地区から):サーシャ 猟歴25年
「俺のキャンピングカーどうダ?釣りに、家族キャンプに、ハンティングにと大活躍だゾ。タイヤの直系は120cm、コンプレッサー装備で運転席からタイヤの空気圧をいつでも変えられるのでどんな悪路でも問題ない!お部屋も広いしストーブも付いてる。冬でも快適~。」 とのことだ・・・。
キャンピングカーの範疇に入れてしまうところがスゴイな!
う~ん。やっぱりロシアは「ワイルドだぜェ~」だな。
写真奥:ニコン レーザー距離計
人の「遠い」「近い」「~m」といったような距離感というのは結構あてにならないもので、実際に測定してみると自分の考えていた距離よりも何十mもずれていたりするため補正のために使ってます。倍率も6倍あるので肉眼では確認の難しい場所にいる鹿を視認する際にも使えます。
写真中:鹿笛
使い方勉強中。
(事務局補記:カールトンの鹿笛だ。吹き方で猟果が決まる。発情期のオスの気持ちになりきって、「この辺りのメスは全部俺のモンだ~!」の主張を込めた使い方が求められる。草食系では相手にされない!脂ぎった肉食男子としての気合い一発がオス鹿を呼び寄せる。)
写真手前:シルバのコンパス
コンパス上の二重のリング(方位盤)を使って任意の方角を固定することができるので、入山地点や車のある方角を方位盤に残せば山の中からの帰り道にだいぶ心強いです。
車までたどり着けなくても林道や国道、自分の歩いた足跡に遭遇する公算はあります。初めての猟場で稜線を超えるようなときは良いと思います。電子機器ではないのでバッテリー切れの心配もありません。
出品者:南部会のジャニーズ。
〈写真左〉 お手製のガンブクロである。見事な出来映えである。銃を採寸しドンピシャリのフィット感に仕上げて特注ワンオフの良さを遺憾なく発揮している。
ところどころアテや継ぎ接ぎがあるがミシンと手縫いで実に良い味が出ている。42年の風格に小僧は近寄ることも出来まい!
スコープカバーと兼用のフラップは機関部まで覆う事ができ、公道持ち歩きにも悪天候にも対応する。
〈写真中央〉 ガンブクロ上部のホールに注目いただきたい。ガスポート用ガス抜きホールである。自動銃には必須の工夫だ。かがり縫いも見事なものだ。
〈写真右〉 「オール革製手縫い弾差し」である。マガジン二個が収納出来、実包も3発まで差せる。そして素材の革はなんと廃物利用とのことだ。奥様の古くなって捨てようとしたハンドバッグを自らバラして手縫いした。
写真でも判るとおり、とても素人の手によるものとは思えない。
出品者:清田のご老公!猟歴42年。
ベテランはチガウ!!
お恥ずかしい・・・。HPのネタがなく楽屋落ちのような出品ダ・・・。
「枝肉解体用やぐら」などとたいそうなタイトルをつけてしまったが、実のところ写真の通り、「ただの4本の板を台所シンクのサイズに合わせ組んだだけのもの」である。一応滑車なんかも付けては見たが全くその必用性はなかった・・。
しかし、この一品には助かっている。腰を伸ばして立ち姿での解体はかなり楽だ。
昔は車庫の土間でブルーシートを敷いて椅子に座ったり、シンクに屈んで除骨、筋引きをしたりで腰が痛くなった。
2頭分以上になると頭痛までした。
このやぐらには助かっている。枝二本まで下げられるので作業性も高い。(やぐら制作者でもあるオヤジと一緒に共同作業!父子の会話も弾むというモンだ。)
見ての通り廃材利用で制作費はただ。
★会員の皆さ~ん。逸品情報お寄せくださ~い。
携帯電話は今の時代100%の普及率と思う。普通の携帯でもショートメールにe-mail、ネットとずいぶん高機能でかなり便利となっているようだ。しかし使いこなせているのは多分頭の柔らかい中学、高校生くらいではないかと思う。高齢化著しいハンターの世界ではメールが出来るとそれだけで「おー!」である。
そして今やi-phone(写真中央)ときた。完全について行けない。理解の外である。パソコンより大変だ。そしてもう電話ではない・・。「謎の円盤UFO」の世界だ。
ただ豊富なアプリには魅力的なモノが多い。GPS機能や各種気象情報などは携帯電話を遙かに凌駕している。使いこなせると猟にはかなり有用だとは思う・・。昨日使わないイイ理由を見つけた♪
電池の消耗が激しい!持って二日。「これじゃあネ~。」である。(少しの間、時間稼ぎが出来そうである。)
そして「衛星携帯電話」はいい!(写真右)。メールももちろん可能だが、先ずは「電話」である!余計なモンはほとんど無い。
そして、地球上ドコでも繋がる。南極でもヒマラヤでも太平洋のど真ん中でもOKだ。日高の林道の最奥でドン詰まってもJAFが呼べる。下山が遅れても電話一本で遭難騒ぎを回避できる。かなりイイと思う。
しかしながら、まだまだ導入コストが高い。個人での所有は望むべくもない・・・。会社で非常時用として買って、冬場はこそっと持ち出す。そんな感じかなあ~。(写真はイリジウム9505A、前の世代だ。今はタイプ9555、一台25万円だ!5分の一くらいにならないと誰も買わんと思うが、単独潜行猟で本気で山入りする時には心強い道具と思う。)
なんと言っても足拵えはしっかりとしたい。猟場に合わせたブーツの選択がケガの防止ともなる。ベテランともなると長靴ですべて間に合わせる事ができるが、時代は豊になっている。これからの方は適切なモノを選択しよう。
1,コロンビア バガーブーツ(写真左・手前)
下半分がゴム。上半分が新素材。秋から雪の降り始め頃までと、雪融け春先に適である。防水・防寒で足首をしっかり固めてくれるのでオールマイティーの使い良さがある。
長所であり欠点は底が幅広な事である。長所は日本人向きで履きやすい、そして斜面直登の時は抜群のトラクション!しかし急な斜面のトラバースの時は谷側にくじかぬよう注意がいる、この点が短所だ。(高くない。~¥11,500)
2,ソレル ビッグホーン(写真中央)
下半分がゴム。上半分が革。フェルトの暖かいインナーで低温、積雪時にGOOD。インナーが脱着できるので乾燥も容易だ。現在このブーツは絶版となってしまった。「カリブ」の商品名のものが同様の性能でリリースされている。(ちょっと高い\20,000弱)
3,ソレル グレイシャー(写真右)
下がゴム。膝下までコーデュラナイロン。-74℃まで対応するとして販売された。その気温の経験はないが、本当に暖かい!極寒・新雪・深雪に対応する。上部にストランドが付いているので、締めるとスパッツと同様の効果がある。欠点は底が厚いのでスキーのビンディング合わせに苦労する。それと足首の固定が弱いので要注。現在同一メーカーでは「ベアー」という商品名の類似品が主力のようだ。(高くない。\12,000~)
*別メーカーではあるが「バフィン」もかなり良さそうである。(ICI石井、秀岳荘)
*足元を考えるとき、車の運転を同時に考えていただきたい。猟場で履き替える事なども必要であろう。