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  • 2017年11月14日(火)17時45分

イタリア ベネリ社製 NOVA Pump Act BN20048 Stockless

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所有者:アレクサンドル
銃種:ポンプアクション ストックレス散弾銃 チューブ弾倉(4+1)
使用装弾:12番散弾装弾
照準器:固定照星のみ
重量:2.9㎏ 全長90㎝(銃身長24in)

猟で使うことはない銃だ。自然保護レンジャーとして山入りするときの護身用か、調査団の護衛の時に持つ銃だ。
ストックレスで尚且つシンセティックポリマーなので軽く、取り回しがいい。(ハイマツ帯での活動なので短さはある意味有効な武器の一つだ。)
急なヒグマの来襲でもすぐに対応できるし、作動方式も信頼のポンプだ。故障の余地がないのも気に入っている。
命中率は考えたことも無いけれど、30m先のタバコ箱を飛ばすくらいのことはできる。
弾はスラグだ。出会いがしらのクマ対策なので勝負所は15m以内でまず外すことは無い。
軽いので片手でも撃てる。実に便利な銃だ。

  • 2015年09月25日(金)06時01分

ロシア イズマッシュ社製 サイガ20番自動式散弾銃 (折りたたみ式ストック)

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所有者:ユーリー(年齢59歳 猟歴29年)
銃種・型式:自動装填式散弾銃 着脱式箱型弾倉(5発用、10発用)
使用装弾:20番ショットシェル、20番スラグ
照準器:照星照門(リアはタンジェントサイト付)
重量:3.2㎏ 銃身長:50㎝

実はこれであまり猟はしない。川釣りの時に持ち歩く銃だ。
ロシアでは釣り場に必ずヒグマがもれなくついてくる。そんなことで追い払い用に、そして万が一の護身用にといつもこれを持参している。
猟用としてはその性能にあまり期待していない。銃身が短く20番であることが理由だ。時折鳥猟でも使うが射程は30mが精いっぱいでそれ以上だとまぐれのレベルと思う。それでもタイガでのエゾライチョウ踏み出し猟では有用だ。
長所は、取り回しの良さだ。なんといっても短銃身でありストックが折りたたみ式なので実に重宝だ。藪漕ぎの際は最高だな。全く邪魔にならない。装弾数が多く自動銃であることも心強い。
 
見たとおりのベストセラー自動小銃AKの民生バージョンだ。ロシア人にとっては特になじみのデザインであるのも長所だな。

  • 2015年01月13日(火)06時34分

Browning A-Bolt シンセティック ~ ハーフライフル12番 ~

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所有者:蝦夷地の用心棒
銃種・型式:単身ボルト式 ハーフライフリング散弾銃 着脱式箱型2発
全長:105.1㎝ 銃身長:61.0㎝
使用装弾:12番スラグ
スコープ:Nikon Monarch Ⅲ 2.5-10×50 ZERO-IN 100m
重量:3.37kg(銃)+0.51kg(スコープ)+マウント等≒4kg程度

 特にこだわりもなく持ってしまった銃だ。狩猟免許を取得した後、ネット上で銃について調べる。すると、とにかく目に付くのはサベージだった。「あぁ~最初はこの銃になるのかなぁ~20番?12番よりも軽いのか?大丈夫なのか??」。そんな半端知識で訪れたのが札幌の小宮銃砲店。これもまたこだわり無く、会社に近かったというだけで訪れた。

店主に自分がやりたい事を伝えて出されたのがこの銃だった。「じゃ、これで」即決だ。スコープはどうするか?「あんたは目がいいのかい??」と聞かれ「レーシックやったんで目はいいですよ」。「じゃ、これでいいでしょ、型落ちだから安くしておくよ。いいレンズだから大丈夫だよ」。「じゃ、それでお願いします」これも即決だ。総額は嫁には言えない。

 とにかく山に背負っていく!藪を漕ぐ泳ぐ!山中泊もする!雪山もガシガシ歩く!!ってことで、シンセティック仕様となった。

 7月にスコープ調整し、ひと月あけて9月に射撃練習、そして10月からひたすら有害で山を歩く(10月~12月実績でのべ30日)。8時間~9時間の藪こぎもザラにある。しかし、銃が4㎏程度と重たい訳ではないのでそれほど気にならない(他の銃を持った事がないのでわかりませんが)。あんまり良くないのだろうが、急崖地では岩に銃床をよくぶつける。木の銃床ならすでに凹んでいたかもしれない。。。。もう少し愛情もって扱わなければバチが当たりそうだ。

 当たり前なのかも知れないが、狙ったところにちゃんと当たる。自分でもびっくりする。マグナム弾を放っても反動は気にならない。小宮さんにスコープ調整を手伝ってもらったおかげと、良い銃だからだろう。自分はこの銃の世界に踏み入れてまだ半年も経っていない訳だが、有害にしろ狩猟にしろ、この銃をフィールドでの相棒として楽しんで行きたいと思う。

  • 2014年06月02日(月)06時32分

ウインチェスターM‐94 30-30

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所有者:カバチャン (猟歴:聞くの忘れたけど半世紀以上!)
銃種型式:20inc単身レバーアクションライフル銃 チューブ弾倉5発
使用実包:30-30Winchester
使用スコープ:ブッシュネル 1.5-4x20(左オフセット搭載)

軽くていい!!銃身長が短いのもいい! 山に行くなら是非これだ。
安全装置もハーフコックで確実だし、さらにグリップセーフティーで二重の安全設計だ。
ただ、弾には苦労している。既成実包でなかなか銅弾が出回らないので常に手詰めだ。
チューブ弾倉だから弾頭にも気を使う。ラウンドノーズかフラットだ。

スコープの搭載位置がオフセットになっているのもこの銃の特色だな。排莢孔が機関部の真上に位置しているからスコープの方をずらしたんだな。自分にとっては今ではもう当たり前だけど、スコープマウントオフセットの狩猟銃は他に見たことないな。

銃は他に06に300も持っているけど山での取り回しはやっぱりこれだ!

  • 2014年05月16日(金)08時53分

NIKKO EVB712

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所有者:(通称)新米猟師の独り言(年齢、猟歴:聞くの忘れた。)ブログ:http://sinmairyoushi.blogspot.jp/

銃種・型式:上下二連元折式散弾銃  
使用装弾: 散弾装弾12番

狩猟を始めて1ヶ月目だっただろうか。先輩猟師から、シカ用のサベージで技能講習をクリアするのはとても難しいという話を聞かされた。さらにカラスやキツネの有害駆除があるのでもう1本散弾銃があった方が良いとのこと。そんな話聞いてないよと思いつつ行きつけの銃砲店に相談したところ「中古品があるけど見てみるかい?」ということで即決購入したのがこの銃だった。

国産の上下二連式。製造メーカーはとうの昔に無くなっている。その銃砲店主が言うには「部品が無いので壊れたら終わりだよ」とのこと。そんなわけで購入価格は1万円。鉄砲代よりも所持手続きの方に金がかかった。

フィールド用の銃ということだったが、前の持ち主が身長の低い人だったらしい。肩付けがうまくいかず、はじめはとにかく撃ちにくかった。知り合いに相談して自分の体型に合うよう銃床を厚く改造してもらった。それでも最初は全然当たらず、きっと安い銃なので当たらないのだと思っていた。

しかし、何度か射撃場に通っている中で先輩方のアドバイスを受け、自分の撃ち方が悪いことに気が付いた。どうやら違う方向を向いて撃っていた。フォームを変えることで少しづつ当たるようになってきた。銃のせいではなかった。
 
 この銃を手にして3年目、わかったことは、銃身が短いため取り回しがいいこと、トラップ射撃よりもスキート射撃に向いていることである。そして何より頑丈で壊れる気が全然しない。少しオーバーかもしれないが、これが日本の工業技術の底力なんだということを実感した。

練習の甲斐あって、昨年はカモ撃ちでも大活躍。念願の2ケタ捕獲を達成することができた。たとえボロ銃と言われようと大切な相棒である。いつか壊れるまでずっと付き合っていこうと思っている。

  • 2014年04月03日(木)09時44分

シャープ チバ ACE HUNTER アンダーレバー 4.5mm

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所有者:(通称)新米猟師の独り言
ブログ有り:http://sinmairyoushi.blogspot.jp/

銃種・型式: アンダーレバーポンプ式空気銃 単発
使用鼓弾: 4.5mmペレット (弾頭重量約8.3gr=0.547g)
スコープ: シャープ純正品(付属) 4x32

【所有者インプレッション】
ある人の薦めで「山賊ダイアリー」という狩猟を題材にしたマンガを読んでみた。なかなか面白いものなのだが、その主人公が使っているのがエースハンターという空気銃だった。札幌近郊では人家が遠くにあっても撃つのに気が引けるような場所が多いが、これなら音もそれほど大きくないし、小型の鳥なんかを狙うのにはちょうどいい。たまたまネットオークションに出品されている中古品を見つけ、5万円で落札した。

エースハンターは銃身下部にあるレバーを使ったポンピングという動作によって空気を圧縮する。その威力を高めようとポンピングの回数を増やすほどレバーがだんだん重くなる。ついうっかりこのレバーに手を挟むものなら物凄い激痛が走る。マンガでは簡単そうにみえるが、いざ自分で使ってみて結構大変なものだということがわかった。

その使いづらさを承知の上で今年の冬に実猟で使ってみた。装薬銃と違って撃った瞬間の反動は全くない。バチンという音はするが、カモの群れを散らすようなこともなく、銃声で周りにストレスを与えることもない。弾も1缶500発入って2000円程度とサボットスラグ弾の100分の1にも満たない。ポンピングしては撃つことを何度も繰り返す。腕がパンパンに張ってくる。すでに苦痛を通り越して快感の領域に・・・。こうしてエースハンターを使った初めての鳥猟では運良くコガモ2羽をゲットすることができた。

最近はプリチャージ式という強力かつ連射ができる高価な空気銃が主流になりつつあるようだが、エースハンターは単発かつ撃つまでに時間がかかるし、余計な体力もいる。獲物を目の前に顔を真っ赤にしながら必死にポンピングしている姿というのは、他人から見て実に間抜けな姿に映るであろう。

ただ、この使いづらさこそがこの銃の魅力なんだと思う。有害駆除など効率的な捕獲を目的とするならこの銃は絶対にお勧めできないが、自分はあくまでも趣味で狩猟をやっているので、獲るまでの過程というのがとても大切なものだと考えている。だからアプローチが面倒なほど獲れたときの充実感も大きい。超ドM的欲求を持っている方であれば迷うことはない。エースハンターは確実に応えてくれる。

  • 2013年10月29日(火)17時42分

CZ550 SAFARI MAGNUM 375H&H Magnum

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所有者:(通称)謎の鑑定人(年齢、猟歴:聞くの忘れた。)
銃種・型式:単身ボルトアクションライフル銃  弾倉箱形5発
使用実包: 375Holland&Holland Magnum
スコープ:Bushnell Elite3200 3x9 通常3~5xで使用 ZERO-IN 150m

【所有者インプレッション】
ゴッツイ鉄砲が欲しかった。375でマンリカなんか欲しかったけど、縁があってこの銃を注文することになった。旧東側の鉄砲なんで銃砲店も大分苦労したようだ。最終的には米国経由で輸入することで何とかなったが、注文から9ヶ月かかった。
製造元国も注文したときはチェコスロバキアだったのに納品時には国が分離していてチェコになってた。この鉄砲を手にすると何か歴史的なダイナミズムを感じるな。

ストックはクルミ材で、特徴は「鉛仕込み」になっていることだ。発砲の反動を鉛が吸収するようになっている。見えないマズルブレーキといったところだ。なので非常に重たい。
故にSAFARI MAGNUMのシリーズは375H&H,416RIGBY,458WMGとヘビー級の実包指定だ。本体が重い分、撃ち易くそして当たる! 
実包は手詰めだ。弾頭300gr。装薬90grでギチギチだ。

スコープも実包にあわせて特別注文だ。肉厚胴だ。
それだもの鉄砲が重い重い!単体でも6kgオーバーなのに、弾入れてスコープ載せたら7kg近い。近頃は308だシンセティックだ、フルートだと軽い鉄砲が人気のようだが、男はやっぱり375でないかい~。
(・・秘密・・。だけど俺も技能講習用には、実は308買った、、、。あくまで技能講習専用だからな!)

  • 2013年10月21日(月)18時34分

21世紀の最新式スコープにレミントンM700 マズルブレーキ付

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所有者:(通称) 北のスキューバインストラクター(年齢66歳 猟歴多分34年)
銃種・型式:単身ボルトアクションライフル ヒンジ式弾倉3発。
使用実包:300WMG
スコープ:BURRIS  ELIMINATER2 4-12倍 42mm 100mゼロイン

【所有者インプレッション】
ライフルはず~と、サコーのゴールデンベア30―06を使っていた(旋条12条のヤツで命中率は良かったな)。10数年前に縁あってこのレミントンが手元に来た。それからの猟はコレばかりだ。サコーは今では射撃専用だ。
北海道の猟場はいろんなとこに出向く。それでやっぱり300WMGがいいな。マズルブレーキもいい。
仕事が忙しくて、三年前くらい前からやっと落ち着いて猟に出られるようになったな。仕事の関係で本州の猪猟も経験することができたが、3県も4県も狩猟者登録しないと駄目で手間も暇も費用も大変だった。やっぱり冬の北海道の猟場が最高だな。スキーでシカの跡を追って森に入るのは実に楽しい。

 この銃ではスコープにこだわってみた。バリスのエリミネータ。レーザーレンジファインダー内蔵のスコープだ。電算システムが内蔵されていてパソコンで弾頭重量、使用火薬と装薬量を入力してスコープに転送するとスコープ内に距離が表示されレチクル内にレッドドットが現れる。スコープが演算して距離に合わせてドットが上下する。100mでゼロイン取ってあるが300mとかでも自分で弾頭ドロップ量を考え無くていい。ドットが動く。そして間違いなく当たる。
いつもレッドドットでシカを捉え発砲できるのは実に気分が良い。雪が降ったらこいつで鹿猟だ。(それまでは散弾で鴨猟だな。)

  • 2013年10月01日(火)17時26分

明治十八年 大日本帝國村田銃(改)村田式二十八番散弾銃

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所有者:(通称) 東のマタギ (年齢七十三歳 猟歴五十三年)
銃種・型式:単身遊底式二十八番散弾銃 単發 
全長:百二十七糎 /  銃身長八十四糎 /  重量 一貫
使用装弾:二十八番真鍮薬莢(口径十四粍村田) 散弾、錫単弾
鏡筒式照準眼鏡:無し 照星・照門

【所有者所感】
四十数年前に入手した村田だ。十年くらい前までは狩猟でも使っていた。
散弾でカラス駆除や単弾で鹿もやっていた。今ではほとんど射撃専用だな。
弾は苦労している。単弾の弾頭がなくて手作りだ。鉛じゃなくて錫だ。銃身にライフルが切られていないので昔の既製弾頭には弾の中空部分に3枚フィンがあって空気抵抗で弾を回していた。俺が作っているのはフィンは無理なので中空なだけだ。二十八番真鍮薬莢もいつまで使い回せるか・・・。
コロスも新聞紙使ったりしている。火薬はもちろん黒色火薬だ。毎回手入れが大変だ。銃身を掃除すると煙突掃除みたいで真っ黒な煤が大量に出る。弾も派手な発砲煙の割には力なくて(初速は400m以下)、通常充填なら50mがいっぱい一杯だな。装薬増量でなんとか80mまでは持って行ける。
 
近ごろは、技能講習やら更新時なんとかで、新しい規制が増えた。鉄砲も続けられんようにされてるようだ。俺も今年で鉄砲も止めることにした。村田も廃銃にするつもりだ・・・・。

事務局;村田で黒色火薬、手作り弾頭、手詰め。そんなベテランが鉄砲をやめてしまう。寂しい限りだ。鉄砲やめたとたん老け込むなんてことがないよう祈るばかりだ。
元気な年寄りの大事な生き方にとおせんぼするような行政手法には疑問が残る。

  • 2013年09月24日(火)17時48分

Browning シルバー  ライフルド ディア ストーカー12番

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所有者:(通称) しょうず (年齢41 猟歴1年)
銃種・形式:単身・自動装填式散弾銃 固定チューブ 2発
全長:106.3cm 銃身長:56.0cm 重量:4.2kg
使用装弾:12番
スコープ:Bushnell 3-9x40 通常3倍で使用 ゼロインは100m

【使用者インプレッション】
猟歴からわかる通りこれが初めて手にした散弾銃であります。
銃砲店の方に「どんな銃が欲しいか?」と言われて「自動銃かスライド式の銃」と答えて、出してくれたのがこれ。
その当時はスライド式の方が格好よさげだったのですが在庫が無く、「仕方なくこれにした・・」というのが実情。
しかし、今にしてみればこれで正解だったと思っています。
自動銃なので連発するのも楽だし、機構的にショックを多少軽減してくれるらしいので初心者の自分には最適と思っています。
画像は鹿用のハーフライフリング・カンチレバー付銃身ですが、平滑銃身に付け替えれば鴨猟にも行けます。

装弾をフルに装填してからの脱包と、撃ち終わってからのメンテナンスが多少面倒ですが、これからもこの銃で猟をしていこうと考えています。

画像に写っている銃床弾差し(ストックシェルホルダー)はなかなか便利ですよ!かなりオススメ( ´∀`)